この身の内から出るものは
寝ている時には鼾と涎。
起きて動けば錆と溜息、か。
この頃は日も暮れて随分経つと癖のように僅かに
開けている窓からの風も冷たいものへといよいよ感じられる。
夏前からずっとシャワーだけで済ませてしまうモノグサぶりよりも
湯につかる気分の方が心地よさ気に思えて実に久しぶりに風呂に入る。
もう一つの久しぶりと言うのは本日の晩酌は無し。
これと言って具合が悪いでも気分がすぐれぬというわけでもなく
気まぐれのようなもので代わりに茶を沸かして書を手にしながら
飲んでは注ぎ足しの繰り返し。
何も無いと言えばそれまでだがこの週末は毎度、何事も無く終わる。
寝る頃合に近ければ飲む茶も出涸らし程度が丁度良い。
茶を入れる器が湯飲みで飯を盛るには茶碗と呼ばれるのはナゼだろう。
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