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2007年7月26日 (木)

長崎 <2005.2.19&20>

Gint

九州とくれば。。。@長崎

<2005.2.19&20>

年明けから少々体調も崩し(咳をすると胸膜炎らしくて痛みが)しばらくの間は
おとなしくしていたものの何にしろ落ち着いていられない性分なのが庵主であります。
加えて冬の晩酌には焼酎お湯割りが定番の自分に時折、この場所へ来訪いただく
なおこさんからの蔵元情報と7777キリ番(最近、実生活ではこの並び数字見ていませんが)
取得のりあさんへの記念品贈呈を考えていた折り、どちらも長崎の方となれば
ちょっと又行ってみようかと。

事が放浪ですから日常の仕事よりも綿密に計画していたものの間際になって
個人的な用事で後半は予定を全面変更、出発前夜も仕事急増で日付変更線を
超えてから帰宅。どうにか無事起床で出発するのであります。

今回は2月17日に中部国際空港がOPENするとのことで新空港から福岡まで。
どうやって行ったモノかと考えつつも時間が読めないので新幹線&名鉄特急の選択
でしたがこれは失敗です。名鉄は名古屋から空港直通快速特急があるけれど
全車指定のくせに1編成3両!何本も先まで当然満車。仕方ないので「普通の特急」
で行ったら新幹線からの接続も悪くて結局、地元JR駅から2時間余の所要時間でした。
一言書くと名鉄は事前の市場予測をやったのかと疑問。途中から分岐して別方向に行く
座席指定特急はやたらと空席が多いのに何を考えて列車編成をしたのか???
そのうち愛知万博というのが開催されるようですが旅客増に対してどうにかして欲しいモノです。
(ちなみに庵主の万博は大阪で完結しているので筑波や沖縄と同様、興味がないから行きません)
地元JR駅からのバスは東名高速(I.Cに専用駐車場があって乗り換えられる)経由で
2時間。渋滞等のリスクファクターを除けば絶対にこっちの方が良いと思いましたね。

先ずは最初に福岡空港。以前は飛行機でも新幹線でも到着が近くなる度に
「帰ってきたなあ」という感慨も近年、訪問回数が増えたためか想いが違う形に
なったようでもありますが毎度の事ながら玄界灘から右手に能古島、西新の街が
見えてくると気持ちが落ち着くのですねえ。
      
色々考えた結果先ずは、なおこさんから情報を頂いた蔵元に直行決定。
最寄り駅がハウステンボスと言うことで切符を購入し列車時刻まで地下街で昼飯なんぞを。
久しぶりに博多のラーメンですが駅ビル近辺のラーメン屋は大体、どこも美味くない、のですな。
これは庵主的に本当で仮に旅行者が食したとして「博多のラーメンとはこんな程度か」と
不本意な印象を持たれたら残念なくらいの代物だと思っております。

麺が死んでいるなあ等と思いつつ何やら満たされぬ気分でコンコースの駅弁屋を物色すれば
鯖の高菜(有名度は信州の野沢菜に匹敵するのであろう九州地方の名産的菜物)巻きとな?
時折書きますが庵主は アジ、鯖、サンマと言った「青魚」が好きでして押し寿司もまた
好物の一つ。両方がセットになってますから当然購入します。実際、博多にはナカナカ
上物の店もあるようで この種の押し寿司としては相当気に入ってます。
まあ良い頃合いでもあるし電車の中でゆるりと喰うか、といつものとおりに酒を買って
ホームに行けば「???」乗るはずの列車は見あたらず。   
。。。。。 しばし沈思黙考。   謎が解けた瞬間には「はあう?!」 
13時33分発と思って切符を見たら出発時刻は22分と表示が。つまり乗り遅れね。
寝坊して次の列車に遅らせることはあっても自分の勘違いにより逃したのは初めてで
素人並の失態、と言うか自分でも信じられませぬ。最近、どうにかしてるなあ。。。
1時間ずれて博多駅出発。 それでも買った鯖の押し寿司は美味かったわけであります。

最初の目的地、ハウステンボス駅に到着したものの寒い!二月も中頃の時期ですが
すぐ横が湾になっているためか海からの風も強くて冷たいこと。
駅舎から見たハウステンボスは(庵主は入場せず)それほど繁盛している様子もなく
気候も相まって一層の寂しい感じ。
ハウステンボスは興味あったけれども実際に現物を見ると「なんでまた こんな所に
こんなものが??」と少々疑問になるのですね。いえ、悪意は無いのですが経営的にも
苦戦しているとの話を以前に耳にしております。放浪を重ねる庵主、それのみならず
観光見物だって一種の現実逃避というか非日常生活への憧憬だと思うんですヨ。

普段はね、仕事や家事、色々あるのでしょうが果てしなくソレばかりだと疲れてしまう。
そんな時にどうしたら普段の生活にまた愉しく戻れるか?何年も行ってないけど
うんざりする行列は別として浦安の出銭~ランドはこの点、成功しているのに対して
その他のテーマパークの類はもう一つ弱い気がします。
欧州風建造物を集めても本当の現地では華美荘厳なものから生活の匂いがしそうな
街角まであるはずで、つまりは雰囲気を味わうにしても所詮は日本での模造なのだから
やがては飽きられるのではないかと。重ねて悪気はありませんけれど何か庵主としては
ブランド品の偽物を集めた店を外から眺めているような感じがするのであります。

さて それはともかく主題の一つ、紹介された酒蔵にtaxiでgo!。
その名を梅ヶ枝酒造と言うそうな。福岡生活が長かった庵主は何となく大宰府天満宮の
梅ヶ枝餅を連想するのですが(甘物ダメの自分でもこれは好きだった)どっこい、
1700年代からの由緒ある(?)蔵元のようであります。
答から書きますと訪問して非常に満足。感想は「なんでまた こんな所に こんな、
いえいえ これほどのものが?!」でありました。感動は外から見たハウステンボスを
遥かに凌駕するのであります(そりゃまあ、ドッチに興味が有るかといえば当然で)
勿論、店頭販売もあれば試飲も出来ますがその場で飲んだ濁り酒は確かにウマカッタ!
酒だけではなくその酒の気が年月と一緒にしみ込んだような建物も
また何ともいえぬ風情で。

残念だったのはtaxiを待たせていて十分に時間をかけて見学する事ができなかった
のと放浪は軽装主義の庵主、自分の土産に買う分が限定的になってしまった事です。
しかしまあ、なおこさんがオススメしてくださっただけあって内容も間違いなく
庵主もこういうのが好きな方には紹介できますね。このテの場所は好きであるものの
いわゆるひとつの蔵元を訪問未経験の庵主、間違いなく「こいつは来るべき場所」でした。
似たような所では山梨県の白州に大手洋酒メーカーの蒸留所に何度か訪問しましたが
規模が大きいだけあって工場という雰囲気も否めず。でも梅ヶ枝酒造さんは
「価値あり」の一言に収まるのでありました。庵主は錆びてナマクラとはいえ自分の
頭と腕で勝負してみろの技術屋だもんで こういう小さくても一心の技を感じる
のには弱いのねえ。
そしてこれだから「話を聞いての面白半分でも放浪はやめられねぇ」なのよ。

自分用に購入した焼酎を無理やりに小さなカバンに詰め込んで長崎方面に移動。
この時点でも宿は未定で長崎市内は調べた限り満室だったので大村か諫早に宿泊
しようかと。飛び込みで空港近くのカプセルホテルでもいいかと考えていたけど
翌日の移動を考慮して長崎により近い諫早で下車。1軒目はやはり満室との事で
断られ(ちょっとマズイかと心配)二軒目で寝床を確保。やれやれ。
この諫早と言う街、雲仙方面への島原鉄道始発駅でもあり小ぶりながら
ソコソコの賑わい。宿から線路を挟んだ反対側には「お好みの店」が
一際目立って庵主を誘っております。
会社の近所に比較的大型店舗があるけれどなんとまあ!それの倍はあろうかと。
とりあえず北斗なんぞで2kHitから900枚ちょい。滞在費用はこれでよし。

先刻買った焼酎を1/3ほど飲んで満足の就寝。
でもね、やはりウマイのよ、これ。後に残らぬという点では日本酒に代表される
醸造酒より焼酎のような蒸留酒のほうが良いのかもしれません。
両方買っていたらエライ事になっていたかも(実は日本酒のほうも1合程
購入して一緒に飲んだのでありますが)

翌朝は現地の開店時刻に合わせて長崎入り。しばし北斗で増えるとも減る事もない
暇つぶしのうちにカウプレ贈呈相手のりあさんと御対面。丁度、ランタンフェスタ
開催とのことで記念品謹呈の後、市内各会場を案内いただきます。
長崎の異人さんと言うとオランダ、ポルトガルというのを何となく庵主は
連想しますがこちらにも中華街がありまして大陸関連の方々が多い様子でして
名物チャンポンも元は中国の方が留学生向けに安くて栄養価を考えて作った
料理だったとか。で、ランタンフェスタもどうやらその方面のイベントのようで。

中華街の頭の上には一面の提灯。イベント会場には中華風電飾展示物で
我想是夜間見物絶景也、ですな。元々、縁日屋台の雰囲気が好きですが
肉まん、タコヤキ、梅ヶ枝餅から始まって長崎風正体不明の食べ物や果ては
地酒のコップ酒立ち飲み(だって寒かったんだもん)で見物。同行者の人、
隣にいて庵主の行儀の悪さに恥ずかしかったでしょうなあ。。。

最近ここしばらく中国にタダナラヌ関心を持つ庵主。寒風の中、中国雑技団の
演技を小一時間ほど見物します。人間を使った曲芸、正に人曲ですな。
いったいどうやって育つとアンナ芸当ができるものなのか奥が深いというか
やはり謎の多い国であります。う~ん、芸もさることながら演技者がそこに
至るまでの背景に興味を持ってしまいますね。

時刻も過ぎて今回は諸般の事情により(次回放浪記へ続く、とでもなりましょうか)
予定変更でみやげ物なんぞを物色しつつ帰途へ。
ここまで諸国を周った庵主が記憶する限り長崎駅は最もサイレント。
普通は出発近くになるとホームでアナウンスがあったりベルが鳴ったり。
しかしですね、特急列車の出発でも本当に無言のままドアが閉まります。
だからホームのKioskなんかで買い物に夢中になっているとエライ目に会いますよ。
過去に乗り遅れた人は絶対、何人かいると思いましたね。

土産と言えばお見送りいただいたりあさんからは九十九島せんぺいを預かります。
これは庵主も昔から知る九州銘菓の一つであります(当日夜に某所の某氏に
会う話しをいたしまして)で、庵主が買ったのはラッキーチョリー豆。
実はソラマメですがこれにも袋には九州銘菓の能書きが。長年、九州に住んだ
庵主も初めて見ましたが実際、有名なんですかね?(苦笑)

しかしまあ知ってるつもりでも謎が多き九州。次回訪問の時には何処で何を
見つけるかこれはこれで楽しみであります。
ちなみに今回の焼酎。旅の途中でチビチビやっておりましたが帰宅翌日には
空になっておりました。メデタシメデタシ(笑)

Sake_1

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