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2007年7月26日 (木)

シンガポール失敗編<2007.2.17-19>

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東南アジア初訪問@シンガポール<2007.2.17-19>

好きな冬の食べ物の一つには牡蛎だ。但し鍋はそれほどでもなくて生牡蛎。
あとフライも良いね。 フライの方は時々スーパーで買うけどウマクない。
好きなのでつい買ってしまって毎回食べると「う~ん、何だかなあ」で
学習すべきでも
「好きなものに対しては騙され易いの法則」があるかも。
生牡蠣についてはもう随分と御無沙汰で近所に殻付のを売ってる店が有るけど
中身を取り出すのが大変だし下手すると食べるより先に怪我をするから
あまり手が出ない。
あるいはスーパーで生食用宮城、広島産と銘打って袋に入ったのを買ってもやはりウマクナイ。
こういうのは家でフライにすれば結構イケルもので牡蛎フライは生食用の
身が大きいのを自宅で作るのが一番だな。

何となくどこか面白気配の場所は無いものかと探していたらシンガポールに
OYSTER BARってのがあるというのでチョイと喰いに行ってみようかと。
日程を調べたら週末に行けば月曜の朝には戻ってこれそうで良いかと。
噂で聞くには
随分と綺麗な街らしいから普段、小奇麗な生活と無縁の自分にたまにはの気晴らしとしても
悪くないだろうし東南アジア地区は未経験だっただけに一度は見に行っても良かろうと決定。

今回は名古屋を朝07:50に出て成田からシンガポールへのNH337&NH111便なので
前夜に移動しておかないと間に合わない。
ということで仕事もソソクサと終えて地元の東名高速I.Cに車を預けバスで中部国際空港へ。
流石に金曜夕方ならアタリマエの渋滞で30分遅着して空港の蕎麦屋で晩飯とする。
ソバ焼酎の蕎麦湯割りとツマミは桜海老のソバ豆腐。これはナカナカ良ろしい。
今回のテーマだから牡蛎天麩羅のソバを注文するけど少々、油でしっとりして
カラッとした感じがない。う~ん、惜しい。

今回の宿は空港ターミナル隣接の東横INN、この時期に新築された
ばかりだけあって
布団もフカフカで気持ちよい。ちなみにその後宿泊した新大阪の東横INNでは同じ仕様の
布団だったが年数の違いかペッタンコだった。ただいずれにせよ宿泊費は総合的なサービスと
比べて格安で高評価となる。
周囲には何もなくて無駄に銭使う事もないから前泊地としては好都合だな。
この頃に読み続けた「DARK TOWER」を晩酌の友にして本日は終了。
次を読むのに期待だけどこの巻の解説を記した栗本薫はヒドイなあ。
自分は著述業じゃないからコンナ場所で好きに書き散らすのは自分で許すけど
小説家の類にしては文字遣いが汚くて読み苦しい。
喋った会話口語をそのまま字にするのは誰でも出来るが文字にして読ませる
表現力となるとプロの作家にも相当の力量が要求されるのだろうな。
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さあて出発。
シンガポールは綺麗な街と聞いていたけどチューインガムは禁制品で
持ち込み出来ないらしい。
ガムは愛用する習慣がないからどうでも良いが問題は煙草で出発地の免税店で
買い込んだものにも輸入関税がかかるとかで機内にて申告書を書く。
道中で一服できないのは嫌だなあと思う。
(が、後述のとおりコイツは未知の地に対する無知と言うか全くの杞憂だった)
夕刻にはチャンギ空港へ到着する。自動小銃を握った軍隊風の連中が数人単位で
警備巡回しているのを見ると異国に来たのだなあと実感する。
煙草については正直に申告するつもりだったけど。。。普通に歩いていたら
いつの間にか外に出てしまった。ナゼだろう???
日本なら(2007年はカナリの暖冬でも)一番寒い季節でも赤道直下に近い
だけあって気候は日陰でも暑さがある。季節感のない国だがこれは仕方ないか。

どうやって市街地に行くかを考えてなかったのでとりあえず目の前に並んでいる
タクシーにするかなと。
ドイツに訪問したならともかく車種はベンツばっかりなのが不思議。
とにかく今回は事前調査をロクにしなかったので失敗が多くて。
最初はこのタクシーにて。運転手に宿泊場所までの料金を聞いたら
SP$25
(以下通貨の$はシンガポール$)だというからまあ予定範囲だから良いか、と思ったけど
後で調べたらカナリ割高だった。
しかも到着して$50出して釣銭をもらったが降りてから見たら$15しかない。
$10誤魔化されてしまった。油断したなあ。
銭勘定はその場で確認しないとダメだね。

Check Inして晩酌でラウンジに。LATE CHECK OUTを頼むと16:00までタダでOKだと。
とりあえずラウンジで一杯。
ツマミもソコソコ揃っていて見渡せばいかにも東南アジアという風情の美人多し。
帰国後外務省のHPで調べてみたら民族分類としてシンガポールは中華系が全体の
3/4以上(これが今回の失敗主因)マレー系というのが約13%だとか。
カウンターのグラスに手酌で入れようとすると「No, No」と言われて給仕が
やるというそうで労働力過剰なのか逆に鬱陶しい。好きに飲ませてくれ、だ。

Cclog2
ボチボチ主目的の生牡蛎に御対面でダイニングに行くと客があまりいない。
殆ど貸しきり状態で店も暇そうにしている。実際には空輸されてくるらしいが
品揃えは4,5種類程度しかなくて牡蛎は冬の食べ物と言う印象だから赤道近くに
喰いに出かけるのは自分でもどうかと。
レモン汁とワインをかけて食えばまあソコソコに良いといったところか。
中にはシアトルやサンディエゴのオイスターバーでも見かけたKUMAMOTOなる牡蛎の
種類がある。日本で見る細長い殻でなくて小ぶりな帆立貝が牡蛎に化けたような形を
していてこれも悪くない。ただ品種は日本名としか思えないのに国内で見た記憶が無い。WHY?

市中探索に行こうかとも思い浮かんでも明日は一日中歩き回るつもりだから
飲めば「まあ、明日にするか」となる。部屋に戻る際に自フロアの廊下では自分より
少しばかり若い白人系のオッサンと地元民らしき娘がくっ付きながら歩く風景。
娘の方はイスラム圏なら処刑モノに相当するのではなかろうかと危惧されるような
下着風の服装でそんなのアリかね?とさりげなく十分に注視しつつすれ違う。
日常生活から離れたらなば とかく誘惑も多いがとりあえず今回は(?)イイやと
眠くなるまで本なんぞ読みながらゴロゴロする。これは縦でも横でも体がはみ出さない
異常にデカイBEDだった。

いつの間にか寝て覚めれば朝7時。ただ時刻の決め方がどうなっているのか
知らないがようやく夜明けになる雰囲気で地理的な先入観からもっと早くに
明るくなるものと思っていたので意外だった。
その分、夜は遅くまで薄明が残っている様子でもある。

さてと散歩。宿の前の風景は確かに綺麗にまとまっている。歩道は単に車道と区別した
歩く道というより公園の延長かと思うような雰囲気だ。はあ、一服一服。少なくとも
国内でこのような場所にてくつろいだ経験が無い。
移動については数日の観光滞在なら地下鉄で十分だろう。関東JR、私鉄圏で使うような
スイカ、パスネットカードみたいなEZ-LINKカードなるものが地下鉄窓口で販売されている。
販売しているのは中東近辺で見かける頭にスカーフのような布っ切れを被った(こういうの
を何て言ったか忘れた)オバサンだけどイスラム系の言葉じゃなくても英語でOKだった。
自動券売機で後から補充も出来るから1枚持っていても損は無いだろう。

せっかく異国を訪問したなら観光案内本には載ってない場所を見たくなる習性がある
自分は少々思う事があり地下鉄にしばらく乗ってPAYA LEBAR駅まで。
地元でもそうだが
賑やかな基幹駅前と「普通の場所」では風景が違ってくるのは当然だ。
区画毎の住み分けが
キッチリしているみたいでもある。一つ手前のALJUNIED駅はホームの
駅表示がアラビア文字
(?あのクネクネ曲がった記号みたいなの)で同じ国内で複数の言語が使われるというのは
不思議な感覚だ。これまた外務省のHPから引用すると国語はマレー語。
公用語として英語、中国語、マレー語、タミール語。
宗教は仏教、回教、キリスト教、道教、ヒンズー教だそうで日本が国語は日本語、
通用語として東北弁、関西弁、九州弁、その他諸々というのとは格段に違うだろう。
(過去の経験では唯一、秋田で相手の言っている事(単語の意味でなく会話文全体)
が理解できないという貴重な経験をした。)
シンガポールに民族、宗教紛争は無い模様でも意思の疎通と相互理解は大変だろうな。

ユルリと歩いても汗ばむような気候の中、ブロック毎に豪邸もあれば普通の集合住宅
もありと見物にもならない散歩でも面白い。豪奢な作りのものはその中華風外観から
華僑系の連中かなあ、などと想像を巡らす。
しばらく歩くと長崎の「おくんち」だったか祭りを思わせるドラの音が聞えてくる。
昔は日本でも各家庭の前で時折見かけたけれど現代では化石と化した家の前で獅子舞が。
こうして見ると獅子舞とは中国から古くに伝播した風習なのだろう。
しかし何で今頃
コンナモノがと疑問に思うがその謎は少し後に納得で、だから今回の
失敗原因はココにある。

つまり前述のとおりシンガポールは中華系民族が多い。自分が訪問した日は丁度、
中国系の人民にとって正月元旦に相当する日だったわけだ。
日本でも
元旦から営業している店はそれほど無いし何かの記述で読んだのはソウルで
最大繁華街の明洞地区でも普段の渋滞とは別世界で元旦に道を横切るのは猫くらい
のものだというから市街地で何かしらの違和感があったのも無理ないのかもしれぬ。

Cclog3_3

綺麗が評判のこの都市だって地元の人が普通に生活している場所はどこでも同じか。
腹も減ったし市中は店も開いてないから一旦、宿に戻って昼飯に。
バフェスタイルの
食堂は$148なり。高いか順当かは微妙なところ。
内容は全部選びきれないくらい多かった。当然にここでも生牡蛎食い放題とする。
LATE CHECKOUTの恩恵でユルリと部屋でシャワー浴びて再び市内見物に。
やたらとうるさいなあと思えば宿の前でもドラと獅子舞登場で。
名物(?)
マーライオン近くの公園ではいかにも中華風という屋台が多く元旦の
雰囲気だった。
持参した案内本でも普段は無休ながら閉店日は旧正月というのが多くあったので
重大行事なのだろう。知っていれば一週間ずらしたかも。

深夜発の便なので時間は十分にある。今回は地元の正月と言う「特異日」に
行ってしまったから繁華街の異様な雰囲気も仕方ない。
それにしたって観光客向け案内と違ってどこの都市でも看板と剣呑な雰囲気を
(そういうのは昼間に一度、下見をしてみるのも一興か)場所により持っていることが
何となく理解できたのも収穫となるのか。

とりあえず市内中心部を散歩して空港へ。やはり足は地下鉄だな。
来た時のTAXIが
今更のように無駄に思える。
暇つぶしでチェンギ空港のコンビニみたいなところへ。
日本のカップ麺が多く輸出されているのには驚きだ。
あるいは瓶詰のバーボン&コーラ。いくらバーボンが好きでもこれは買えない。。。
評判のシンガポール航空のハブ空港だけに設備も上々。ゆったりシートの無料映画館
みたいなのがあってSTAR WARSなんかやってるもんだから(他の演目も何本か続けて)
1時間以上、着席してしまった。

残念な事に世間で最高評価に近いシンガポール航空のシルバークリスラウンジを
本場で経験したかったけどコードシェア(ANA正規割引扱い)だったためか
別のラウンジになってしまった。深夜01:05発で名古屋着は08:15になる運行は
シンガポール航空のNH6268便。乗務員は流石に美人ぞろい。残念ながら
ANAはちょっと勝てないかな、と(ただ乗務員の愛想の良さはANAも十分すぎる)
時間的に午後から出社もできるけど結局、その日はズル休み。まあ、こんなもんだ。

<今回の総括>
訪問地の行事日程は事前に計画段階から確認しないとダメだったな。
祝日、祭日に
ぶつかると御目当て行動が外れるばかりか割増料金になっていたり。。。

一応、目的の牡蛎にありついたけど牡蛎は的矢湾が一番だと思う。
何十年前ならともかく現代では工業排水が循環しているような瀬戸内海で
広島産と言えどもどうだろうか?
あとは北米西海岸。サンディエゴ、シアトル、バンクーバーの海産料理は侮れない。
種類を楽しむなら日本よりこっちのOYSTER BARの方が安くて良い気がする。

深夜便にも関わらず殆ど満席状態でビックリ。名古屋発着でこれほど繁盛するとは。。。
乗客の何人かには自分と同じく「チッ!折角出かけたのに現地の正月休にブチ当るとは
ツイテ無いぜ」と思った奴がいるに違いない。

それにしても中国系の人はどこにでもいるなあ。。。(実感)

で、一番印象深かったのは何よりも日常を離れての思索として収穫は道中の合間に
休憩する煙草の事なのよ。一本毎に関税、ガム持込は禁制、唾吐きやゴミ投げ捨てにも
罰金という厳しい国と聞いていたからね、街中での一服もカナリ規制されてるのかと
思っていたっけ。これは本当。

ところがフラフラ歩き回って体験したのは商業エリア、観光地区に関係なく
ゴミ箱と灰皿が十分に整備されていた。んん~少し歩いたから休憩、ってな時にも
初訪問の地でありながらこれには全く困らなかった。
これならば、、、コレだけ整備されているのだからむやみに散らかす奴には罰金でも
十分に納得できるというものだ。許される場所とそうでない場面がはっきりと示されて
いるのだから秩序の維持の仕方も明確というものか。

以下には多くの異論があるだろうが。。。
自分は重度喫煙者だがその振る舞いについて無節操な同類を擁護するつもりは無い。
がしかし日本の場合はどうだろうか。煙草は嗜好品であるから一時の享楽を受する者が
相応の税負担をしろというならソレも良い。がその納税者に対して相応の環境が
与えられているかと言うと全く違うだろう。健康増進法なんかはその際たるもので
とりあえず規制だけして面目を保とうという建前のみと迎合の行政姿勢が見えるようだ。
国内で煙草を製造販売しているのは日本たばこ産業株式会社である。
いみじくも
過去に国の専売品で民営化しても産業と冠した会社の製品をこうも
邪険に扱う様になるとは。。。
状況が状況なら何時間の長時間飛行だって苦にならない。ただ「なし崩し的」に
何が何でも規制というのもどうかと思う。そのくせ機内の携帯電話のように
運行状態に支障があった実例から明らかな迷惑(違法)行為でも乗務員からの
注意だけでは何とも思わぬ輩もいるのだから不思議なものだ。

個人的にはシンガポール方式の様に共存しつつ無礼者には厳罰の方が自分としては
好ましいと思うが。
まあ、しかし異国と違う経路で成長してきた現代の日本だけにそんな風にすると
検挙者ばかりになってしまうのかもしれない。

旅は思わぬ事を思うキッカケになるものだな。

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