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2007年7月26日 (木)

さるく博@長崎+福岡<2006.6.9-11>

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<2006.6.9-11>
やあ久しぶり、ココントコずっと仕事ばっかりで。
あ、そりゃあ普段は会社勤めだから仕事してるのがアタリマエだけどさ。

前回から二ヶ月チョイ程おとなしくしてたのに こう疲れる事が多いと
どっか行きたくなってもう。

そんなわけで前回最後がオランダだったから、ってのが関係有るかどうか
長崎の街も何となくそんな感じかするでしょ?しない? 
日本史勉強してねえなあ(笑)

それにほら、以前に書いた「さるく博」ね。丁度、良い機会だよ。
When 不定愁訴=疲れた感じがする時、Then 何もしない=単にフラフラするだけ。
歩き回って(=その地の言葉で「さるく」)長崎を見るにはウマイ按配だけど
長崎生活経験者のT〇先生も「さるく」という意味は知らんかったげな。

まあ、良かたい。なあんて気分は九州で今回は行ってみるかね。

放浪週末の定番で午後は半分ズル休みのつもりが仕事のやり残しで
少し出遅れてさ。JRと名鉄を乗り継ぐつもりが何だか面倒くさくなって
結局、新幹線にしちゃった。年々、段々と横着になるもんだなあ。

とりあえず一杯、って相変わらずだけど車内は出張帰りのような会社員
らしい人たちが多くて。自分と同じ様に飲んでるのを見ると「ヤア御苦労様」
って感じになるね。

名古屋は19:30発で離陸してしばらくは空の上からだと夕焼けも
まだ明るくてホントに夏が来るんだなあ、って思ったっけ。

今回は気まぐれで窓側座席にしたの。航空路標識の関係か福岡の上空を通過
するのよ。スッカリ夜になって立体的な宝石箱のようで夜景がものすごく
綺麗だった。「へぇ~!」ってこんなに感心するのは初めてかもしれない。
これはね、機会があれば是非、見て欲しいなあ。

福岡市内に油山ってのがあってその向こうには佐賀の県境、背振山なのよ。
空の上からだと福岡市と佐賀らしき街が両方いっぺんに見られるってのが面白いね。
こうして見ると人間ってのは普段の生活じゃ限られた地域でへばりつくように
生きているもんだな、と何だか思ったの。

山一つ向こうがもうね、有明海。腎臓のような形をした島原半島を越えて
夜なら暗い海スレスレの所から突然に滑走路が出現して長崎空港に着陸よ。
鉄道や地図だと福岡-長崎ってのは結構な距離があるもんだと思うのに
空から見るとそんなに距離感が無いんだよね。 

空港から市街地までは¥800でバス。まあこれが一番便利じゃないかい?
でも途中経路の高速はやたらとトンネルが多くて昼でも夜でも景色を
楽しむにはチョットよろしくないね。
下車したのは長崎新地ってとこ。ここから宿までフラフラ歩いて。
だって今回のテーマは「さるく博」だもん。

そうそう、この日はW-CUP開催日だったっけ。
夜半過ぎまで開幕儀式を観ながらウトウトしちゃって
いつのまにか意識喪失睡眠状態だったよ。単に飲みすぎだったかなあ。

気がつけば朝。いつものとおり放浪先なら睡眠時間がどうであれ気分良く起床ね。
バフェスタイルの朝食材料には高菜と明太子と「おきゅうと」(←知らない人は
Wikipediaでも見てくれ)う~む、、、九州の朝食だ。
あとね、飲んだ日の翌朝でもあるし、って書くと毎日が飲んだ日の翌朝なんだけど
シラス干しに大根おろし。これもイイな。でも桜海老とシラス干しは絶対、当県物だね。

さぁてとボチボチ長崎を歩いてみるかって宿から市電が走る大通りの
一本裏手をフラフラしながら朝の散歩気分になって。
旧英国領事館、今は野口彌太郎記念美術館を横目にオランダ坂へ。
この雰囲気は地元の人には当り前でも何か一寸異国風って気がするんだよなあ。

坂を登れば女学校で何だかハイカラさんが通る(知ってる人だけ)の風景に。
ここには東山手十二番館ってのがあるのね。丘の上からベンチに座って
休憩するにはイイ感じ。見学無料で入ってみれば受付カウンタの娘さん、
お気軽に声をかけてくれてしばらくの間、説明に耳を傾けるんだな。
てか、受付嬢は観光客慣れしているのでも相手の方から話をされるってのは
あまり自分に経験無いんでチョイト嬉しかったりして。
旅の訪問者に親切なのも「長崎の人柄」ってか(笑)

ここから緩々と坂を下ると古びた洋風建物が並んでいるのよ。
現代なら自分の住まいのような普通のアパートでもソコソコの洋風外観でも
これらは明治後半の外国人向け賃貸住宅だったとか。すごいね。
日本の一部には奈良、平安時代の建造物が残っているくらいだから
こういうのも不思議じゃないかもしれんよ、しかし。。。
自分の実家は福岡転居後に築40年弱で建て直すまで終戦直後の木造平屋だったの。
家は人が住まぬと駄目になるって話を聞いた記憶があるけど福岡時代の夏休みに
留守番の祖母に会いに行った際には老朽化した便所は床が抜けそうで必要以上に
緊張したなあ。。。これらの建築物がレプリカでなければ余程に手入れがいいか
時代を後に継ぐ市民の意識が形になったものの一つとでも言うか(賞賛の気持ち)

ベンチで一服すると建物の向かいには幼稚園だか保育園みたいなのが有ってさ、
公共の場所、交通機関や食事所で騒ぐガキ共を見るともう少し躾をしっかりせんかい!
って親に対して思うのに こういう場所で元気な声を聞くと「ああ、良いもんだなあ」
ってね。人は己に無いものに憧れるものかもしれんが。。。
ワシぁ爺だねえ、自分って気分(苦笑)

ここからしばらく歩いて市電の一路線終点になる石橋停留所。その横には交番があって
おっとまた悪い癖。若い婦警さんと見るや知っているのにグラバー邸への道順を
尋ねたりして。路地裏を歩いて前回だったか前々回だったかにも体験した珍しい
斜行エレベータ乗り場へ。さすがは坂と山に囲まれた長崎で「過去の訪問先面白建造物」
としてはメダリスト級なのよ。
(自問自答すると何だろ、一番印象的なのは?圧倒的支持で万里の長城かなあ。。。)

登った後にまた散歩気分で下界におりる途中で気がついたのは一般家庭の植木の類に
ビワが多いの。さすがチャンポンと並んで名物がビワゼリーの土地だなあ。
(By 桃太郎電鉄 またまた知ってる人だけ)それと居眠り猫ね。
近くに寄っても警戒心も無く愛想を振りまくでもなし。やる気が無いというか。。。
歩いて周る長崎さるく博、ガイド本によると長崎は尻尾が曲がった猫が多いんだって。
母方の祖父母宅で昔飼っていたのも尻尾がL字型に曲がっていたっけ。
それが長崎県産だったとは思えないけどねえ。そういう猫が存在するのは事実なんよ。
尻尾の曲がった犬は見たこと無いが猫のそんなのは何故だろう??

グラバーロードから市内の風景を眺めると本当に丘陵に囲まれた町である事を実感するね。
長崎では自転車屋をあまり見かけた記憶が無いけどこれじゃ儲からないだろうなあ。
と、唐突に電話が来て何とまあ声を聞くのは久しぶり。前回訪問から1年以上だねえ。
さるく博は訪問する観光客を地元の人が散歩がてらに案内してもてなすというのが
主題の一つらしいよ。でもこれにはHPで予約の類が必要みたいだね。
それでも面倒な手続きナシに本場の長崎市民に放浪の同行をお願いできるんだから
廃村になったものの上野村仲間というのはありがたいや。大分や北海道もこういう
展開だっったもんなあ。
そんなわけで長崎の姫様、りあさんと出島で待ち合わせしましょ、って事で市電でGO!
一言書くなら観光で長崎訪問なら絶対、市電の一日券購入がオススメ。便利だと思うよ。
F1

どこでも電車の類には吊り広告ってのがあるけどその中の一つがスンゴク気になるのよ。
誘い言葉が「私の話を聞いてくれ」っての。初めて見たけど薄暗い老人の絵でね。
鴨居玲なる画家の作品が県立美術館で展示されているというポスターのようなもの。
う~ん、気になるなあって思っていたら出島の停留所。

出島はね、長崎で行って見たかった場所の一つ。過去にも何回かこの近くを歩いたけど
全くそれらしい場所が無くてどこが出島なんだぁ?と思ってたわけ。
今回もそう思ううちに到着した市電を見れば元気に下車して走ってくる娘さん。
おぉっと、久しぶりぃ!もう少し気の利いた対面の言葉があるのかもしれんが
何も考えなくたって普通に笑って会える友人ってのは良いもんだよ。
出島の事を話せば案内してくれるってんで海側と逆の方向に歩き出し「はあぁ?」
と思っていたら。。。
これは先入観の恐ろしさ、あるいは何回か立ち寄った自分でさえも盲点とでも言うか。
日本史の教科書の絵のとおり出島って海に出っ張っているから出島だと思ってたら
今では周囲が埋め立てられて陸の中に囲まれているのよ(驚)
いままで市電の出島電停で降車して探してみても見つからないのがようやく理解できたの。
だって海の方向=反対側ばかりに行っていたんだもん。馬っ鹿みたい(苦笑)
全く島になってない出島は電停の正面で今まで何か別の観光施設かと思っていたから
気がつかなかった。
ただ想像していたほど広くないような気がした。こんな所に隔離されて生活していたら
異国の偉い人も退屈だったろうが上手くできてるもんでどうやら遊女の出入りが
認められていた様子でねえ。どこの国でもこの方面には工夫が有るもんだなあ。
出島は長崎に来たら昔を知るという意味でも訪問の価値は有ると思うよ。

近くにはさっき市電の中で見た鴨居玲展をやってる美術館があるんだな。
どうにも気になったから どうしても行ってみたくなる。
うーん。。。暗い。市電で見たキャッチコピーはそのまま絵の題名だった。
むーん。。。やっぱり暗い。でもな、人間誰でも「私の話を聞いてくれ」って
気分の時があるんじゃないのかね。絵にしたらこんな感じなのかも。
笑えないけど面白いや。あとアンネの日記をモチーフにしたのも印象的だったよ。
それから教会の絵も多かったけど雰囲気は建物を石や鈴に置き換えたらマグリットの
作品にも思えるような奇妙さがあったな。
鑑賞して楽しむってのとは一寸違うな。美しいとか和むとか、そんなんじゃないけど
なんか絵の感じが気になるなあって。こういう形で絵にしようという鴨居玲の感覚は
常人離れしている気がするけど天才かもしれんし狂気が入ってるのかもしれんしで。
この境目はやっぱりよく分からないや。
とにかく偶然見つけた知らなかったものを目にする事ができたってのは収穫、収穫。

出島ワーフってトコでランチタイムよ。
だから俺ぁ前回までこの辺が出島かと思っていたわけ。
長崎とくればチャンポン、皿うどん。でも今回はトルコライス。
ここだけじゃなくてグラバー邸の近くでも看板出してる店があったよ。
もしかして隠れ長崎名物?帰宅後に調べてみた結果、名物らしいが謎なんだな。
学生時代、同好会連中と雀荘で食事を注文すると必ず誰かはセイロンライスってのを
注文したもんよ。カレーピラフ+ルー+エビフライね。これは隣国がインドだから
何となく納得したけどトルコライスは分からんなあ。

腹具合&気分良し!で、次は平和公園方面に市電にて。路面電車は好きなんよね。
好きな町の全部に路面電車が走ってるわけでもないがその逆は真なり。
長崎の駅を中心に無理やり南北に区別すれば今まではずっと南エリアだったな。
こっちの方は小学校の修学旅行以来でね。
名称にこういう意味深さのある公園は日本に二つは有っても三つは無いんだよなぁ。
今でも実験なんて名目でアレを持ってる or 持ちたがる国があるみたいだけどね。
一度でも実際に使ったら。。。やられた方は簡単に許しちゃくれないよ。
はじめっからやめといた方がイイと思うなあ。
馬鹿げたもんだがソンナ風に迷想したっけか。
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何処に限らず暇つぶしに公園をブラブラするってのは好きなんよ。
一人で適当にベンチで一服しながらぼんやりでもいいし。
出かけた先では好き勝手に見て歩くというのが無計画に動く自分の普通だから
案内してくれたりあさんには申し訳けなかったかあ。
それでも放浪先で友人と散歩気分で雑談てのも悪くないな。
普通、公園の類は何にせよ和むものがあるわい。ただしココの場合は日陽の明るさの
真ん中にあるのに入口の碑文は重く据えられているような。
資料館には入らず玄関横でしばし一服の休憩ね。
それにしたって長崎、広島に訪問経験の無い人は過去の出来事を知るという点で
機会があれば行ってみて良いと思うね。

ゆらりと坂を下ってしばらく行けば広場風になっている爆心地がすぐ近くなんよ。
ここは初めて来たなあ。

頭の上に青空。
見上げたってその瞬間に降って来た兇暴な光がどれ程のものだったかなんて
想像することもできんよ。モニュメントの前に慰霊式典らしき催事に並ぶ人達の
姿が目に入る。参列者が想う風景は遠い昔のこと。平和だけが跡に残る、となるか。

浦上駅方向へ行く途中で折角、長崎にも来た事だし半ば強引に「旅先のおみくじ」よ。
結果は。。。しっかしまあ、余程に長崎は「目」が悪いや(苦笑)
と、その後にコンビニLawsonでりあさんが購入したのは
「長崎さるくマップブック」っての。おっと、庵主にくれるってんで嬉しいねえ。
さるく博は10月末までやってるからね。
でも観光案内の相棒として永久保存版にして良いくらい上出来の内容でオススメだよ。
ちなみに朝方自分が歩いたのは「ハイカラさんが往来しよらす」と称される
モデルコースそのままでガイド無しでも結構イイ放浪勘してるんじゃないかい?(笑)
あと、丸山遊郭跡も俗事全般(いわゆる職業の風俗じゃないからね、念のため(爆))
の研究に親しむ自分としては訪ねてみたい場所だったけどこれはいずれまたそのうち。

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今回は長崎駅じゃなくて隣の浦上駅から「白いかもめ」で博多まで。
地元の人に案内してもらえるのが「さるく博」の趣旨であるけど
りあさんには地元の焼酎まで土産にもらって何か申し訳なかったなあ。でも嬉しいね。
誰に限らずコッチに来ていただけたなら出来る限りにもてなしさせてもらいまひょ。
と、ホームで見送りいただいて乗車すればICE3だなあ、なんて思い出したりして。

6月の九州とくれば遅い日没のおかげで到着しても十分に明るいのよ。
今回の目的の一つは宿泊施設調査、なあんて言うほどのもんじゃないけど
気楽に安く泊まれる好立地の宿としてどうかと考えて体験宿泊をね。
その名は平和台ホテル荒戸別館。博多駅から地下鉄で一本、福岡の賑やかしい街
天神と西新の中間で散歩にもお手頃な大濠公園駅の近くにあるんだって。
バストイレ付きシングルが税込み\4200。
朝には簡単なトースト&コーヒーもサービスとかで。
CHECK INして部屋に行くと奇妙な既視感ね。上野や神田界隈にあるような古びた安い
ビジネスホテル風でさ。今時の安宿は場所は何処でも同じようなもんか(苦笑)
安アパートのような単調色に塗装された鉄製の扉が侘しい。
でもね、場所と価格から考えたら下手なカプセルホテルより絶対良いな。

晩飯は地下鉄で二駅の西新まで。小奇麗な買い物街とは全く違う趣で
乱雑に並んだ店の前を歩くと馴染みの場所に帰ってきたようで落ち着くよ。
何となくね、ソウルの南大門市場あたりを気に入ってるのは西新と同じ雰囲気が
あるからかもしれんねえ、なぁんて思ったさ。
最近また立ち寄るようになったのが高校時代からのラーメン屋でね。
もちろん無愛想で口うるさい店のオヤジはとっくに引退してバイトだかの店員が
やっていても食えば「福岡にいるのだなあ」とシミジミ思えるのがイイのよ。
宿に戻って晩酌すれば長崎の焼酎は残り1/3になってしまった。

翌朝は思う事がありサービスの朝食は遠慮して天神方面へ。
発展著しい九州帝国の首都福岡。地下鉄がもう一つ開通したという事で個人的試乗に。
地下街を随分と歩いて起点の南天神駅にようやく到着。遠いなあ。
これは天神手前で東に曲がり一つ南側の国体通り地下にあるためで方向からすると
いずれ博多駅に路線延伸ということになるんだろうね。
大江戸線のようなミニ地下鉄のようで新設路線にしては相当ベテラン風の運転士。
何だか西鉄バスを引退して再就職したような感じで違和感があるなあ。
加えて運転席と客の間には仕切りが無くて本当にバスみたい。
運転士は居てもマスコン(アクセル&ブレーキのようなもの)を操作するでなく
ダミーの台に手を置いたままで完全自動運転みたいだったよ。

「茶山」で降りて外に出たらびっくり。道幅が広く公立の体育館やチョイとした
買い物店舗まで出来ている。隔世の感だねえ。路地の方に入ればほとんど毎日、
遅刻ぎりぎりで中学まで走っていった当時の風景で「小学校の帰りにここの家の壁に
立小便したっけなあ」なんて事を思い出す。
昔住んでいた借家の場所に来て見ればは当時から相当なボロ家であったから現在では
全く違う様式に建て替えられていた。隣家の表札は変わっていないがその時の
主だった老夫婦は多分もういないんだろうねえ。

とりあえず朝の散歩の儀式として一服。 時は突然立ち止まり、自分はそれを振り返る。

ある日、春休みのさなか向かいに引っ越してきた家からピアノの音が聴こえて来る。
何の曲だか知らなくても上手いものだなあ、と感心して時折夕方に聴こえてくるのが
楽しみのようになる。ショパンの革命のエチュードと知るのはそう遅くない事だった。
ある日、バスに乗ると自分の高校の校章を付けた女の子がいる。
なにやら気になるけど当然、何処の誰か分かるわけも無い。
分かるわけが無いが転校してきたばかりというのをその後まもなくに知る。
ある日、きっかけは何だったか忘れたがその気になる女の子と茶山のバス停から
話しながら帰る事になる。どこで別れる事になるかと思いつつ家の前まで一緒に。
ある日、自分のクラブの部室に新入部員が来る。転校生で同級生でピアノが
上手くて隣人だったその新入部員はその後随分の間、自分の心の中に棲む事になる。
ある日、思い立って出雲までバイクのソロツーリングをする。帰宅すれば母が
彼女が昨夜に浴衣着て近所の祭りに誘いに来てくれたという。
「あんた、E子さんは随分綺麗だったわよ。もったいないことしたわねえ」と。
自分が約束してたかどうかは全く記憶に無いが皮肉のような母の言葉は今も覚えている。
当時男子クラスだった自分は野郎共と遊ぶ方が面白くてそういうたしなみを身に付ける
余裕が無かったのが今に思うと悔やまれるかのう(苦笑)
今でも、あの「夏祭り」を聴くと福岡を思い出す。
その後幸いに(?)最後の一年は男女クラスとなるが同じクラスで好きだった
別の女の子には結局、フラレル事に。練習は何にしても大事かねえ(爆笑)

過去には事実であるんよ。
それが現在では今に空想する諸々の事よりも遠い世界なんだな。
向かいの表札も昔のまま。彼女とは大学時代に一度、食事してその後随分としてから
同窓会でも一度会ったけどそれっきり。今ごろどこで何してるかなんて知るわけもないが
それでよし、だな。昔の想い出は昔の想い出であるところに意味があるって。
何であれ過去は経歴として重要なものだろうがそれを引きずって囚われていたら
イカンのだろうなあ(遠い目)

一服して現実に戻ろうかね。も一度天神へ。休日の朝。
平日なら通勤通学の客で繁盛するはずの茶山駅は乗客がいないの。
静かなホームは適度な空調とBGMでもしも自分が地元民だったら横にペットボトルでも
置いてベンチで本でも読んでみるのも良いかなあって思えるイイ感じ。
天神で朝昼兼用の食事は回転寿司ね。このごろ回らない寿司屋には御無沙汰だなあ。
でもそこは福岡。目の前が玄界灘で博多港の近くとくればいくらでも良い店はある。
いつだったか職場の娘が福岡に旅行して回転寿司を食ったらしいが絶賛してたっけ。
一杯やって満腹して。特にコレという予定も無いから食後の暇つぶしで一寸、試して
みればいつぞやの迷想に書いたとおり。

何処に行っても九州はMy resort 九州。
過去は過去。今この瞬間だって時間が過ぎれば過去なのよ。でも思い出してごらん。
昨日、先月、去年。何かいいこと有ったかい?
それよりずっと前もね。今満足してる?そりゃ下らん不満はいつでも湧いてくるけどさ。
そうね、やっぱり自分はこれで良かった、ってそう思えるなら。今では別世界にいても、
もし懐かしむだけしか役に立たなくても。過去は自分の通ってきた道なんよ。
それが無けりゃ今の自分じゃないかもね。

さあて帰るか今の現実に。でもそいつに疲れて飽きた頃には又来るとしましょ。

あ、だから長崎のさるく博ね。
10月末までだから何となくでも観光として
行ってみようか、という人がいたら
オススメシーズンかも。

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