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2007年9月30日 (日)

またも失敗ハワイ島 <2007.4.19-22>

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<2007.4.19-22>
特に夢見がちな性分ではないけれど好きだった事の一つには星空を見ること。
「だった」と過去形になるのは、もはや夜空の澄み具合というか暗さが今の
地元でも不可能に近いからだ。
この地に住み始めた20年以上に前になるその頃はバイクで少しばかり山の方に
行けば冬の寒さに身を丸めることも気にならぬ程の幾多の遠い光が夜空にあった。
あるいは残業帰りに見上げる夜空の星を見ながら本日の仕事も終わったなァ
などと言う気分になったものが最近は何の感慨無く毎日が過ぎ行くようである。

行くか、星を観に。 どうせならば観望に良い所を選びたくなるのが人情と言うもの。
1番の条件は夜に暗いところ。街灯りは当然、邪魔となる。この点では電力事情から
北朝鮮あたりは観測好適地だろうが下手に行くと帰国自体が不可能かも知れないので
除外となる。次に大気中のゴミ&チリの類だって妨げとなるから隣国より黄色い砂が
飛来するような国内もよろしく無い。
そもそも観測に適しているから天文台が建てられるのだと考えればそのような場所に
行けば問題無いはずだ、となるのも道理だろう。
そんなわけで今回は思いついてしばらくの内に国際運転免許を申請取得&WEBで
レンタカーを予約して♪星を観るなら天文台~、どうせ行くなら高いトコ~♪
とハワイ州マウナケア山4210mにGO!だ。

使い方次第では便利な移動道具となるレンタカーとその為の国際免許。
申請して地元の免許センターで即日交付、レンタカーもWEB予約する。
便利な時代になったものだ。免許証は再生紙厚紙に子供銀行紙幣みたいな
雰囲気のもの。公式のHPでもう少し外観はどうにかならんか?の質問に
対して国々で決めた規格だから仕方ない、と現実のQ&Aにも有ったような。
余程に美観の無い証書の類に思われる例が多いのだろう。

良くないのは思いつきで行動するのが定着化したためか事前の準備や
調査がおろそかになっている。今回も支度の無いまま洗濯なんぞを
してたら発時刻ぎりぎり。それでもさて出発。名古屋から成田へ。
乗り継ぎでは時間を逆に持て余して京成電鉄で成田市街まで戻って
パチ屋で暇つぶし。STARTからボロボロ。。。

久しぶりの長距離移動で機内では少々の疲労感がある。
おとなしく寝ておけば良いものをこの頃に習慣化していたS.KINGの
暗黒の塔を少し読んではまた少し飲んで、の繰り返しで寝不足気味に。
到着したホノルル空港は朝8時頃。その頃の日本は明け方。
普段の生活なら夜更かししてこれから寝ようかと言う時刻なわけで。
航空機の中では何かの工夫してでも寝るべきだな。。。

Hawaii1

到着ターミナルは降機ゲートからWIKIバスに乗って入国審査へ。
今一度、調べ返してみると911テロは2001年の事だった。
(もう6年も経過するのか)その後の何度かの米国圏内訪問では
体験しなかった面倒さ。写真を撮られて指紋まで。。。
ともかく無事に到着し歩いてハワイ島への乗り継ぎターミナルまで。
外で少し一服。やはり空気が全然違うな。
途中では観光ガイドの姉さんが営業活動のビラ配り。
入国審査後で頭が切り替わっていたのかイキナリ日本語で
話し掛けられると返事が日米両国語になる。それ聞いた姉さん、
酔っ払ってるのォ?とまで言われる。それはそうなんだけど。

HAWAIIAN AIR。島々を結ぶローカル物かと思っていたらオセアニアや
米本土までの路線もあってソコソコのものらしい。
海外放浪で最近の定番は煙草のSEVEN STARS1パックとウィスキの
サントリ山崎と響の1/4ボトル小瓶セットを免税店で購入するの。
免税店なら手ごろな価格だし(日常生活なら絶対買わない)
本格ボトルは邪魔な荷物になるからこの位が大きさとしても丁度良い。
最近では液体物についても検査が厳しくなってと心配したけど
問題なく通過のOKだった。
しかしライターは持ち込み禁止だとかで没収される。痛い。
まあそういう規則なら仕方ないか。。。
乗り継ぎの合間に朝飯で幾つかの店を見て思うに何でも量が多そう。
滞在を通じて思ったのはハワイ出身の相撲取りみたいにメタB傾向
の人が多いなあ、と。これじゃあ納得だ。まァ、やめとくか、で見送り。

ともかくハワイ島のHILOに到着して出発前に予約したレンタカー屋へ。
掘っ立て小屋みたいな幾つかの同業者が並ぶカウンターで手続きをする。
で、自分の予定を話すると係員の態度がチョイと変わるんよね。。。

とにかく今回の最大問題でレンタカー屋が言うにはマウナケア
=すばる天文台に行く道は契約範囲外で通行禁止だとか。

ダメですか?  ダメ! って感じで。
何週間か前に走行した日本人が事故死したとかいう話も聞かされる。。。
DRIVING ON SADOLE ROAD MAY BE A VIOLATION OF YOUR RENTAL CAR CONTRACT.
だそうでワシは何のためにココまで来たんじゃ?!と少々頭の中も混乱する。
予約は二日間だったけど「んじゃあ、どうするかしばらく検討するからまた後で」
って本当にこれはどうするべきか考えた。

しばらくしてから結局、二日目の予定だったキラウエア火山を変更訪問として
申し込みをする。車はすぐ裏手の駐車場よ、とカギをもらうけど何か変なんだな。
WEBで予約時は日産のX-TRAILか同等クラスって記載されていたから丁度良いかと
思っていたけど現物見てビックリ、てか絶句だよ。FORDのEXPLORER。
一番安い車種のはずだろうがそれでもV6の4000cc。全長4.93mで幅1.87m。
ハッキリ言ってデカ過ぎる。普段の生活では1300cc。車両感覚がついて行かない。。。
オマケに左ハンドルで習慣から操作が全て左右逆になるしスイッチ類も
訳がわからん。危なっかしいなあ。。。

Hawaii2

とにかく借りてしまったものは仕方ないから海外運転初体験でGO!だ。
すぐに困惑と後悔めいたものを感じる。ホントに運転できるんかなあ、と。
慣れる為にしばらく適当に走ってみようかと行けばVOLCANOの表示が丁度
右折方向だったので導かれるままに進む。信号や交通標識にも戸惑う。

一服したくても没収されてライターが無い。朝飯抜きで腹もそろそろ何か
喰うかと右側にスーパーマーケットのようなものを発見する。
駐車するにも車体前後の端が見えないから一苦労だよ。
店内にて何種類かの店ではトレイに盛られた食材が並んで客はそこから
選んで弁当箱のような器に入れてもらっている。でも皆、大盛りに見える。
とりあえず出来上がった正体不明サンドイッチなのを一つ。二つは喰えんな。
喰って一服でようやく落ち着く。さてさてVolcanoes National Park方面へ
再出発する。HILOから距離にして40kmチョイだろうか。到着してゲートにて
駐車料だか入場料を払って見物に。

公園内各所ではトレッキングコースのようなものも設定されて道からしばらく
離れた所々からは温泉のような湯気も大地から出ている。
ここのキラウエア標高1247mは現在も活動中で時々には噴火もするらしい。
溶岩は粘度が低いのかそのまま太平洋に流れ込む様でこの為に海岸沿いの
道路は一部永久通行止め状態だそうな。
ココまで来たなら行って見なくちゃと公園内道路を海岸線まで30kmばかり走る。
道路上に黒い塊で車両通行止めの先に歩いていくと一面に固まった溶岩になる。
実際に活動中でも近いとこで見物するツアーもあるらしい。

さてそれにしてもどうするか?で本来ならマウナケアに行って降りる途中の
オニツカビジターセンタあたりで車中野宿とするはずだった。
(この為に今回は寝具、防寒具が荷物になってしまった)
ここの公園内で夜を過ごすなら管理事務所に届が必要とかで面倒だし。
明日の予定を消化してしまったから無駄に車を借りてもしょうがないかとも。
(ここまでの展開が展開だったので消極的)
とりあえずHILOまで戻って車を返却する。二日目のキャンセル料は無だった。
ガソリン代は最初に借りた1タンク分は料金に含まれてるので走った方が
得と言うことになるな。保険料セット込みで$120と少し。
初体験ながら走行距離は160km以上になっていた。
慣れてウマク使えば便利な移動手段だと思う。

先ずは宿の確保をしなくちゃいけないので二日目に予約していたHILOの
HOTELへ。タクシーは割高だなあ、という印象だった。
予定変更して今晩から部屋は有るかと聞けば大丈夫だってんで申し込み。
観光地にあるビジネスホテル風みたいだが部屋はBEDが三つ。不必要に広い。
一泊$104で割高感はあるけれど単独旅なら仕方ないか。
晩飯を探すのも面倒になって隣のローカルコンビニで調達する。
持参のウィスキで一杯やっていよいよ今年の旅の友になっていた「暗黒の塔」
最終巻を、と思えば見当たらない。道中にチョット出して車のコンソールに
入れたのは覚えているけど出した記憶は。。。つまり忘れてきたわけだ。もう最低。
ビールとTVで一日目終了~。
Hawaii3

Hawaii4

と時差ぼけと睡眠不足にも関わらず朝6時過ぎには起床する。
特に予定があるわけでもなくHILOの街を歩き回ってみようかと。

湾の向こう側にビルのような客船が停泊している。いずれあんなのでどこかに
旅してみたいと漠然と思う。

フラフラと歩き流して公園に到着すると日立提供で「♪この~木何の木?♪」の
現物が何本も。へっへ~!っと近くによって見れば実の様なのがたくさん落ちていて
一見、巨大インゲン豆みたい。朽ち果てると犬の糞みたいでインゲン豆嫌いなだけに
「何だか気に入らないや」って気分。島にマウナケア、マウナロアって4000m級の
山を二つも抱えているせいなのか天候がよく変化する。
昨夜は雨音を聞きながら寝ていたけど今朝は曇り空。小雨の後すぐに晴れてくる。
芝と青空で遠くに視点が行っていたためか足元は留守でズブッと水溜りに。。。
ダメだねえ。。。ベンチでゴロリとしながら靴下干しで2時間近く休憩する。
でもまあ、観光や買い物にアクセクする事も無く異国の空気を楽しみながら
頭に取りとめも無いことを思い浮かべて漫然と過ごすのも旅の道楽というものかも。

公園の中にはベトナム戦争で犠牲になった兵士のモニュメントがあった。
日系人らしき名前も多数見ることが出来る。で、日系ハワイ人について後に知った
ひとつはスペースシャトルのチャレンジャー号爆発事故で1986年1月にクルーの一人、
オニツカ氏はハワイの日系人でマウナケアのビジターセンターに名を冠する由来を
初めて知った。この事故はTV報道で本体が飛散する映像を憶えている。
そんな以前の事だったのかと意外だった。ただ合掌。
Ana

公園内にはキルトの展示館みたいなのがあって無料なので積極的に入場する。
なるほど一種の伝統工芸のようなもんだろうがこれはウマク作ったものだと感心する。
ついでに好みの劇画、ゴルゴ13の「パッチワークの蜜蜂たち」を思い出す。
(これは主人公が15年前に受けた恩を返す約束のために依頼した老未亡人から
狙撃以外の仕事を敬語&丁寧語で接しながら無償で引き受ける作風からは異色のもの)

そもそもメインストリート、というのが存在しているのかすら分からない程に
小さくまとまったHILOの街。昼飯時に観光客じゃなくて地元相手らしきタイ料理と
看板の店に。いくつかの種類から選んで何コンボかの組み合わせ形式だった。
あまり良く見ないで頼んだオカズの中にはインゲン豆たくさん。。。(写真右上部分)
コイツは本当に仕入れ値が安いのか会社の給食だけじゃなくて世界各地で見るような。
嫌いだけど食べると死んじゃうわけでも無いから無理に食べる。嬉しくないな。
隣席には地元の人らしい人々。女性がなぜか多いけど皆、自分よりデカイ。
背丈だけじゃなく横幅もね。食べる量も何割増みたいで健康状態維持には良くないと
思うがなあ。。。
食後の散歩で店舗街を散策するけど特別な観光の目玉があるわけでもないの。
ハワイ島の場合は山でトレッキングを楽しむかワイコロアビレッジみたいな所で
ただ海のある風景で何もしない事自体を楽しむってなるのだろう。
ゴミ捨て場から拾ってきたような骨董品が多数怪しげな中国系の雑貨屋が
あったりして不思議な雰囲気の商店街中に津波博物館なるものに出会う。
中では現地のオバサンが解説している。随分と前に南米あたりを震源とする
地震からHILOに津波が来て相当な被害を受けたらしい。
今では海辺から眺めると湾岸の沖合いに随分と長い防波堤を見ることが出来る。

歩き回って宿に戻り晩飯は、と考えるけどそれほど興味の湧く店があるわけでもなく
面倒臭くなって昨夜と同じくチキンロールとビールに。
宿屋に併設された食事処では何やら生演奏でニギニギしいが今回の自分は
最初からハズシ感が大きくて盛り上がらないなあ。

Hawaii5

翌朝はHILO 06:43発のHA101便。宿を05:30には出たいとフロントへ部屋番と
名前、希望時刻を書いてTAXIを呼んで貰う様に頼む。
いつのまにか23時近くで歩き回った疲れの為か早めに就寝する。
夜更けに何気なく目が覚めると隣はどうやらカップルらしく「特有の物音」が
聞こえまする。宿の隣室は「線対称構造」になってる例が多いから自室BEDの
隣は他人の枕、なのだろう。しばし壁耳状態でまた一寝入り。

予定どおりの起床でロビーにて待っても頼んだタクシーが来ない。
フロントに聞けば昨夜とは別の係りは「そんな話は聞いてないよ」ってんで
バカヤロー!だな。今回は最初から最後までハズシたみたい。
とにかくもう一度頼んでHILO空港へ。
ローカル空港の雰囲気だけど客が多いのか手荷物検査に時間がかかるのか
行列になる。それでも無事に離陸して乗り継ぎのホノルル空港へワイキキの
ビーチを見ながらU字旋回して到着。
ここからまたWIKIWIKIバスってのに係員に確認したにもかかわらず
ターミナル内で迷う。いつの間にかCHECK-INを飛ばして搭乗ゲートまで
来てしまった。なぜだ??ともかく一旦外に出てもう一度。
出発まで待つ間に買ったBOTTLED WATERは710ml入りが$3.15。馬鹿高い。
空港価格か?と質問したら売り子はそんなものだという。こうなると
観光客相手の一発商売みたいなものだな。

本年(2007)はどうにも何か自分の感じがズレている気がするけれど
そのものだった。海辺でゴロゴロと暇を楽しむなら沖縄で良かろうと思う。
ただ収穫は海外レンタカー初体験とキラウエアの風景。
レンタカーは慣れれば特に短期滞在なら非常に利用価値が有るに違いない。
キラウエアも装備が必要だけどTRAILを楽しむなら面白そうな場所だった。
帰国後に調べたらSADOLE ROADを運転可能なレンタカー会社も現地に
あるようでいつかまた再挑戦したい。

しかしココは楽しむなら
1にカップル(これは自分には絶対不可能)
2に気の合う仲間内で訪れるのが良いみたいで単独行をやる場所じゃないな。

Hawaii6

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コメント

おお! こんな場所にも来場&コメント ありがとうございます。

カナダですか。  確かに星を見るには良さそうな雰囲気ですね。

随分と前にアルバータ地方とルイーズ湖の近所に行ってみましたが
生憎と夜間の天候には恵まれず残念だった事がありました。
ただカナダでの天体観望は熊に出くわすのが怖いような。。。
樹木に熊の縄張りを印す背比べの記録のような横線の爪跡が
ある場所ではOUT DOOR LIFEに注意が必要かもしれません。

ハワイのレンタカーについては 業務成績の都合だか知りませんが
国際免許ナシでも貸し出す業者があるという記事を見ました。
http://ansh.cocolog-nifty.com/ansh3/2007/05/post_0cf7.html

しかしこれは非合法で日本国内免許が海外でそのまま通用するわけでは
無いと言う事ですね。違反や事故で警察が絡むと面倒になる場合も
有るとすれば一種のギャンブル?

投稿: 庵主 | 2008年1月26日 (土) 21時13分

こんばんはです。
自分の失敗の巻きです。

ハワイは日本の免許証で運転できるそうです。
国際免許なくてもいいみたいです。
ま、その後カナダに行っちまったんで今年の国際免許はムダになりませんでした。

あんなに満天の星空を見たのは初めてです。
ココ北海道でもあれほどの空はありません。
天の川が本当ににきれいでした。

あと早く行くとすばる天文台に入れるツアーもあるみたいですね。

投稿: xnik | 2008年1月23日 (水) 23時23分

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