« 連休につき南半球 Sydney 他 その1<2008.5.4-9> | トップページ | 連休につき南半球Sydney他その2 <2008.5.4-9> »

2008年6月19日 (木)

買い物を学ぶ、の北京<2008.6.14-15>

5月にはソコソコ出歩いてしばらくこれで休憩のつもりが
友人との話の成り行きから五輪前に遊びに来たら?となる。
つまりは「五輪価格」前の方がイイよ、って事らしい。
正直、香港以外の中国には身銭で行く気になれない。
他路線との価格差は一体何だろうかと思う。
とりあえず成田発、関西着の特典券に空席有りだったから
週末暇つぶしにチョット行って見るかと。

金曜22時に小田急の車内。通路反対側の席では町田から乗車の
若い女性は晩飯なのか駅弁を食ってる。
これも都会の姿だろうが全て華やかなものばかりじゃない。
甲州街道23時過ぎ。信号待ちで立っていれば横から唐突に名を
呼ばれてポストに手文を出しに行ってきたとか言う老母に出くわす。
年寄りがこんな時刻にフラフラする事もあるまいにと思う。
昨年に半月板を痛めて入院手術してしばらく使っていた杖も
今では持たずにスタスタと渡っていきやがんの。
元気なのは何よりだが夜歩きは息子の方が先に引退した感じ。
親爺さんと祖母は脳梗塞でも両者その後に復活、老母は心臓に
病持ちなのに2時3時まで夜更かし、自分は腫瘍の類とくれば
三大疾病ファミリーそのもので自分はともかくあと20年は
こんな調子でやってもらえたらありがたいのだが。

朝が遅い実家なので勝手に起きて仏壇の御先祖さんだけに挨拶して出発する。
新宿駅改修後の成田Exp.は乗り場がやたらと遠い。東口より
代々木駅の方が近いくらいの気がする。
これは西武や丸の内線から乗り換えるなら油断して乗り遅れる場合も
有るかもしれないと思うね。

B1

ともかくNH905便で北京にGO! 機内で中国籍らしきC.A.の人。
んーー、なんか笑顔が無いというか本音の表情と言うか。。。
まァいいや、で13:30頃には到着となるが前回と違い北京首都空港は
ODAの使途として問題視されただけあって(?)やたらと広く小奇麗に
なっていた。ふーん、ワシらの税金も流れているわけね。。。
とにかく前回(2007秋)とは全く雰囲気が違う。
友人は夕刻まで仕事だという話だから今回は出迎えナシで自分で
到着口からTAXIに乗りとりあえず宿まで。

とにかくこの移動には少し苦労した。
本来は空港から市中へ鉄道路線が開通しているはずだったのに遅れて
7月になったとか。この草稿を書いている頃に五輪は開幕なのだろうが
実際、その時点では運行しているのだろうか?
TAXIは五輪開催で諸外国からの訪問客増加のためか多分、「地方から中央」
に移動してきた運転手が多数いると思ったね。
自分の宿は東三環のHILTON。それほど分かり難い場所では無いはずだが
運転手は途中で迷って他の同業者に道を聞いているのよ。
何よりも英語が会話でも文字でも通じない。
だから空港案内所で目的地の所在地や名称を絶対に「漢字書き」してもらって
運転手に見せる必要があると思った。自分は何となくそんな予感がしたから
そうして準備したけどひどいもんだな、と。

B2

無事にどうにかCHECK INして暇つぶしに宿の周囲を散策してみれば
眼の前はやたらと大きな東三環道路で 一車線には自転車の表示が。
多分これは自転車専用レーンということか???さすが中国だ。
今まで確認した限りマカオ、ソウル、シドニーでは使えた自分の携帯は
北京では圏外になっている。「何にせよ」不便な国だな、という感じ。
宿部屋から友人に到着の連絡と待ち合わせの話をすれば偶然にも宿から
道路の反対側が勤務先のビルだからそこで、と。
約束時刻近くに行ってみれば近所にはやたらと路上に公衆電話が多い。
これは携帯圏外の外国訪問客への配慮だろうか?地下鉄駅も近日公開の
雰囲気で工事中だった。何だか無理しているなあ、というのが感想で
現代の中国は国家の面子と人民をそれに従わせるのが最重要課題と
しているような雰囲気がしてどうにも好きになれない。
加えてその方法が必ずしも王道では無いような感じがするしで。
個々の人々には好感を持てるのにね。

宿向かいのビルに入る。と、自分の風貌が余程に怪しく見えたのか警備員が
誰何してくる様子だったけど何言ってるか分からないから日本語で
「こんちは! ちょっと待ち合わせなんだけどね!」って陽気に挨拶すると
ナンダ、日本人かって雰囲気でそのまま入れてくれる。
(このビルには日系企業が事実、多い様子だった)
ビル内にある店先のカウンタを見物していると庵主!と呼ばれて友人と再会する。
三回目の北京も全部同じガイドで見物となれば飽きるかと言うとそうでもないし
早速、taxiでどこかに。(てか市街地の何処に行ったのか全く把握できていない)

天井一面に液晶ビジョンのような場所で隣には商業ビルがある。
一体、どれだけの費用をかけたのか、銭の出所が何処からなのか少なくとも
自分の持つイメージからとても中国とは思えん。
晩飯は中華でなく日系焼き肉屋へ。焼肉は韓国というイメージを訪問するまで
昔は持っていたけどソウルのそれは理不尽に高いと思う。
北京で日本風の店は価格高め設定でありながら割安感がどこかにある。
少なくとも食に限っては世界の大国であることに間違いは無い、と思う。

B3

お次は五輪主会場「鳥の巣」の見物。開催前ながら結構、観光客風が多く
来ている。チョイとトイレ、で隣接する地区のホテルに行けば入口には
空港のような保安検査場風景で金属探知ゲートを通るようになっている。
ナンダカナァ、、、って感じ。まあ昨今の事情から仕方ないや。
軽く市中散策で一杯やるかとルフトハンザビル近くのロックカフェ。
んーーー、北京在住の「好きな連中」が集まって演奏しているのか
知らないが客も演奏者も白人系の人々が多い。
どう考えてたって地元一般市民は来ないに違いないだろうな。

宿に戻って昼の散歩で見つけた宿裏の定番足ツボマッサージ。
但し、日本語表示が有るかどうかで「現地の価格」は随分と高い。
それだって日本の1/3~1/2。こればかりは日本語表示店でも格安感は
特別で北京なら観光題目の一つとして是非、体験して悪くないと思う。
宿のBARでもう一杯。HILTONのZETA BARはチェーン店?なのか
後日訪問したバンコックでも同じ店があった。スピーカーからの
重金属系サウンド。若い店員さんは何だかやたらと友好的で中国人と日本人が
英語で話をする変な雰囲気だったけれども面白さと言う点で悪くなし。

B4

時刻は2時過ぎ。昨日までの日本時間なら3時過ぎ。あとはもう
適度に酔って寝るだけでも朝の目覚めは爽快。この点が日常生活では
有り得ない。朝食は宿のラウンジでどこにでも見かける洋風献立の他に
地元ならでは?の中華食もある。粥が飲んだ腹にうまい。

滞在24時間訪問の後半は安物探しの見物へ。
北京を前回訪問した時に買った自分の土産は丸襟のシャツ一枚。
これは価格だけじゃなくデザインとしてもカナリ気に入っている。
衣料品は安い店に行けば実に安いと思う。日本の安売り店で
MADE IN CHINAのは安売り筆頭商品だしね。現地なら尚更だ。
というか元々身を飾るファッションというものに関心が無いから
この半年に買った衣料品ってこれだけだったような。
今回も暑くなる季節にTシャツの一つでもと安物デパートみたいな
買い物ビルに案内してもらう。
カーテンのような簡単な仕切りで区切られた4畳半程度の店舗空間に
呼び込みの姉さん達がいる。(店員はナゼカ女性ばかりだったような気が)

B7

ほほう、と目を引くTシャツは織り込んだ刺繍ロゴで片袖には
ファスナポケット。肩は一枚布じゃなくもう一つの重ね縫い。
これは珍品だと買う気十分になって価格を聞けば\150=日本円で¥2300。
チョイと高いな(日本ならそのくらいかと値踏みする代物)と思えば
アタリマエで いわゆる吹っ掛け価格なのだそうな。
ここから買うための交渉を始めるのが定石だそうで電卓を見せられながら
¥100とか¥80とかこの位なら納得で買うつもりでいたら案内役はその品を
自分から取り上げて何か中国語で言いながら売り手につき返す。
これには自分が「へ???」と思った。
結局、店員も不満そうに売ってくれるのだけど後から案内役に聞いたら
¥50じゃなきゃ買わないからイラナイ!という事だったらしい。
うーーん、相当「強気な買い方」だけど最初の言い値というのは双方が
売れる、買えるの価格に対して3倍設定になっているのだろうか?
普通なら安く買ったなあと思っても店にしたら高く売れたワイ、と
喜んでいる場合もあるに違いない。
これはこれで双方HAPPYなら悪くないだろう。
今回は日本人客をカモする場面で横から入れ知恵のせいで
儲け損ねたようなものだから店員の不満も仕方なしか(笑)
ただ電卓を店に置いてある、あるいは店員が持っているような場合は
積極的に価格交渉をせにゃならんという事やね。これは勉強になった。

B77

あとやたらとニセモノ時計が多く陳列されているがどう見ても
安っぽくて見る気にもならない。特にブランド品の類で贋作購入は
犯罪加担というキャンペーンをどこかで見たけどそこまで深く
考えなくたって興味が無いからパス。コピーモノを買う心理がワカラナイ。

とりあえず満足してコーヒーなんぞをテラス風の構えになっている
店で一杯。客は観光客と見られる白人系の人たちばかりだった。
オリンピックという祭典ムードと言うか開催の為の街頭風景は
華やかなんだけど主会場の北京でさえ光と闇のコントラストが
あまりにも強すぎると感じた。日本で言われている格差社会という
モノとは全く別物で膨大な富の循環と配分はその輪の外にいる人民には
少しのおこぼれも 輪に入るCHANCEも 絶対来ないって印象だった。

B66

街全体の雰囲気で違和感の原因として一つには青くない空。
天候は曇りでなく晴れのはずなのに空が灰色をしている。
工事中の建造物高層階は霞みのようにスモッグに囲まれている。
大気汚染度の測定をしたら一体どんな数値になるのだろうか?
案内役に聞いたら北京には青空が無い、と。

B80

ともかく無事に日程終了の帰国だ。TAXIで空港へ。
ターミナル近くになると高速道の路肩に駐車している車が目立つ。
これは出迎えで来ているらしいが駐車場料金を節約する為に
携帯とかで到着客から連絡を受けてからPICK UPしにいくそうな。
途中のゲートのような場所で見送り客とはお別れ。
案内してくれた友人に今迄の全てに礼を言って握手すれば
友人からのひとことは「日中友好」に思わず笑ってしまう。

見送られ しばらく歩き 振り返り 目が合って 手を振ったら
また歩き出す。 もうこれから先 後ろは見ないでサヨナラ。

いつでも旅の出発は高揚した気分になったって帰る時はどこかに
安堵感と同時に終わる時の何かしらのツマラナサというのが有るな。

それもまた旅、ちゅーもんだ。

B81

|

« 連休につき南半球 Sydney 他 その1<2008.5.4-9> | トップページ | 連休につき南半球Sydney他その2 <2008.5.4-9> »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 連休につき南半球 Sydney 他 その1<2008.5.4-9> | トップページ | 連休につき南半球Sydney他その2 <2008.5.4-9> »