« 欧州六日目 PILATUS山は雪 <2012.4.30-5.15> | トップページ | 七日目 予定は未定で想定外の結果になった チェコ プラハ 2012.5.6 »

2012年7月 5日 (木)

六日目 RIGI山頂、夜はドイツ国鉄 PRAGUE 行き 2012.5.5後編

  【次の目的地は登山電車でRIGI山頂にGO!】

001

浜名湖。日常生活地域からそれほど遠くなくモノの本に拠れば日本では第10位の
面積らしいが比較的複雑な形状で一周すると100km以上の距離があるらしい。
LUZERN湖。 スイスでは4番目の大きさとかで面積は浜名湖の二倍弱。
形状は浜名湖同様に複雑だが何となく強引に意識して見ればPILATUSのシンボル、
竜の形に見えないことも無い。

002

湖畔沿岸で地元の足なのか観光遊覧船なのか良く分らないがVITZNAUへ向かう
船内乗客の皆が穏やかで楽しげな表情だった。

003

途中の停船場、WEGGISでかなりの客が下船して船内は随分と静かになる。
連中はどこに行くのだろう?いつしか雨は上って空の所々に青色が見えてくる。

004
ますます気分は上々に。

005

終点のVITZNAUに到着すれば目の前が登山電車乗り場になって既に出発待機中だ。
リギ山は別々の方向にある山麓から二系統の登山電車がある。いずれも車輪と共に
線路中央で歯車ギアを使う方式となっている。勾配から納得だよ。

006
それぞれの路線は色別になっていてVITZNAUからのは赤、反対側のARTH-GOLDAU
からのは青色でこれなら乗り間違える事も無いだろう。

007

VITZNAUからの路線は現存する世界最初の登山鉄道、=それは世界最古で
1868年の事らしい。 へーー140年以上も前かい! 現在でも季節と条件次第で
蒸気機関車が運行されるとか。

008

途中から山の反対側、ARTH-GOLDAUへ行く青いのと線路は並走する。

009

【景色が良けりゃ飯までうまいリギ山頂】
リギ山頂にも宿があって宿泊しなくても食事をする事が出来る。
セルフサービスのような食堂と天井の照明が豪華風なテーブルレストラン。

014
食事の前には散歩で山頂まで。標高はPILATUSより400mほど低いから
雪景色と言うわけでもなく寒さではない涼しさが心地良い。

010
遠くの山々を望めばどこか一定の標高から何かの条件が変わるのか
雪と雲の境目がクッキリと分る。絶景かな。

011
アンテナ塔が一番高い所にあって周囲山々の案内表示があるが
山ばかりでどれが何だか良く分らなかった。
稜線の登山鉄道駅側は好天だったが反対の方はガスが多くて何も見えず。

012

セルフサービスの食堂で昼飯を。ワインにチーズとパスタ。
観光地の食堂は一般的に ただ食べるだけで特別うまいという程でもない。
しかし この場所での食事は高揚した気分が十分に良い味付けとなる。

013

そしてここからはZURICHに戻る路程になる。

015
青い方ので下山鉄道だ。駅前には各方向への案内表示があって
山歩きのしばらくをゆるゆるハイキング気分で自分の足により
楽しむのもアリだろうな。

016

【RICHな街だよ ZURICH】
終着のARTH-GOLDAUから少しだけ国鉄駅に向かって歩く。

017
ここでは国際路線だと思うが予定していたICN10020列車 18:10発でなく
一時間ばかり早いのやつで。駅のホームからはまるで日本の北アルプス、
槍ヶ岳と穂高をミニチュア版にしたかのような山風景が目に映る。

018
ああ、もう たまらんなあ。

019

しばらくして都市間を結ぶIR列車の到着だ。
旅の何日目かの効能かもしれないが不思議なことに駅の案内放送を
耳にすれば簡単な独語なら自然と耳に入ってきて考えなくとも内容が
日本語の様に理解できた。(一等車両はホームのゾーンAで二等車は
BからDに停車するのよ~、なんて)

020

ZURICH着後には時間的な余裕からバーンホフ通りの方を散歩に。
昨夜の川向こうとは違う賑やかな商業街と静かな丘陵公園の二本立て風景だ。
見納めにまたユロユロと散歩する。道端の路上駐車はポルシェとフェラーリ、
それに本物とは思えない(どこのメーカーだ?)紋章だけBATMAN CARも。

021
都市中央のZURICH湖。
川を良く見れば湖に流れ込むのではなく湖からどこかに出ていくようだった。
(冷静に考えればそうだろう。ZURICH湖に周囲から流れ込むならこの街は
いずれ水没してしまう)でもどこに行くのだろう?

022

【さて夜がMAIN EVENT。 プラハまで宿泊 兼 移動のCITY NIGHT LINE】
ZURICH駅へ。 

023
今宵のお楽しみ、寝台特急のドイツ国鉄 CITY NIGHT LINE カノープス号。

024
ただし旧型車両で二階建ての新型ではない。それだって文句なし。
乗車前に最後の儀式でホーム外のカウンタで選べるビールなんぞを。
こういう場合、欧州スタイルの改札口が無い事が実に便利だ。

025

編成内には様々な種類の座席がある。荷物の盗難にさえ注意していれば
どの車両でも趣があるだろう。自転車の本場だけあって夜行列車でも
自転車の置き場所が設けられている。 いやホントにこれは良いなあ。

0242

一通り車内見学をして自分の「部屋」へ。ドイツに対する自分の印象から
機能優先なのか広くはないが十分に居心地は良い。
何しろ遠慮なくスッ裸でシャワーで身を清め、寝ている時に自分の鼾を
どうしよう、なんて考えなくても良いしで。

026

出発してから少々で車掌の姉さんが検札と室内スイッチの説明を色々
してくれる。この時に翌朝の食事希望時刻(自分は7:00~07:15位で
イイヨと)コーヒーか紅茶の希望を伝えるのが儀式のようだった。
そしてプラッチックに穴が空いたカードキーを貰う。
この鍵は、、、あろうことか二度も室内に置き忘れて車掌さんに
開けてもらった。最初は時折にあるらしく慣れたもので笑顔。
二回目は あら、アンタまた やったの? ってな感じ。
絶対、三度目の繰り返しは出来ないなあと思った。

027

他の車両へ行って勝手に座り心地を試してみたがどれも悪くない。
やがて車窓も暗くなり食堂車へ。 何がどうであれ食堂車という
その存在自体が旅の実感だ。二人席、四人席が各三ヶ所だよ。
予約できるか知らぬが待たずに着席しワインとサーモン・ツナ・サラダ。
あとポークのナントカとか食うだけ食ってCHR55だった。満腹。

028

部屋に戻れば車掌さんが来て ワインの歓迎ボトルがありますよ、って。
話には聞いていたがそのサービスを全く忘れていた。
そんなわけで寝酒の友になる赤ワインの小瓶を貰う。
線路はロングレールになっていたのか寝ていても走行中か停車中か
分らない時があった。

明朝はプラハだ。未知の国だが懐かしい。初めて外国人と話をしたのは
その父親が武蔵野音大の教授で昔のチェコソロバキアから在日生活していた
女の子だった。老母と一度その思い出話をした記憶がある。
プラハは彼女の生まれた街でもある。今は立派なオバサンになって
明日に着く街のどこかに住んでいるのかも知れない。

今回の附記:元々、最初の目的地にしたのはブラッセルでその他の旅程は
オマケとして行ってみようか?と、思いつきみたいなものだと最初に書いた。
しかし重ねて書くようにPILATUS、RIGIは訪問して大正解。
知らない土地だからwebで事前情報収集をした際に参考とさせて頂いたのは
下記場所の記事で一層の興味を惹かれたのは鉄道が関係しているからだと思う。
ここをを目にしなければ 訪問地への関心が薄くなっていたかもしれないし
全旅程一連の行動のとおり、随分と迷っただろうという気がする。

http://blog.livedoor.jp/elle_riki_travel/archives/1426955.html

(URLについては管理人さんより引用掲載の承諾を頂いた)
自分にとって旅の面白さを感じるのは 繰り返し書く様に現実逃避だから。
しかしそれ以外にも 上手く文字で説明できない面白さの理由は色々とある。

【本日の宿】
ZURICH HB 19:42発  チェコのプラハには翌朝の10:30到着。
ドイツ国鉄 459列車 = CITY NIGHT LINE の CANOPUS号。
料金:EUR 282
予約:ドイツ国鉄HP
評価と印象:鉄道旅行の趣味があるかどうかで違ってくると思う。
      自分の場合、乗車する事に意味がある、だ。
      客観的には1970年代のブルートレイン、例えば
      東京-博多間の寝台特急「あさかぜ」のA寝台個室と
      比較したら絶対的に良かった。
      室内には狭いながらも洗面台に、シャワーとトイレ。
      航空機内エコノミクラスの様な朝食が付く。
      何しろ移動と宿泊が同時に出来るのがありがたい。

|

« 欧州六日目 PILATUS山は雪 <2012.4.30-5.15> | トップページ | 七日目 予定は未定で想定外の結果になった チェコ プラハ 2012.5.6 »

コメント

あァ! RIKIさん、こんばんは!

こんな場所まで ようこそ。
で、コメントまで書いていただきましてホントに恐縮です。

既に本文で書いたとおりZURICH滞在はDBの予約が最初の
計画から違ったのものになってしまったので どうしようか?
の結果からだったのです。

最初は これも記述のとおり現地でH.I.S.のオプショナル
ツアーを申し込もうかという考えもありました。

そんな計画段階で 実際の所は全くの偶然でしたが
そちらの場所を拝見して「うーーん、オイラも一つ自分で
組み立ててみるか」という気持ちになったのです。

間違いなく言えるのはRIKIさんの場所を知らなければ
あのような経路を思いつくことも現地で何の迷いも無く
行動することも出来なかったと思っています。
良質の事前情報を得られる幸運と言うか。

そして現在はイタリア編が進行しておられるようですが
また自分も体験したいと思っています。

ただズル休み道楽の自分でもアジア近辺と違って遠距離道中は
日常の中から抜け出すのにはナカナカ難しい状況があるので 
いつの事だか分りませんが いつかまたRIKIさんの場所で
色々と質問させていただく事になるかも知れません。

宜しくお願いいたします。 そして重ねて御礼です。
自分の場所は現実の生活に戻れば貧乏暇なしで更新機会も
ままなりませんが 気がむいたら又、見てやって下さい。

投稿: 庵主 | 2012年7月13日 (金) 23時56分

自分たちの、ツタナイ旅行記を参考にしたなんて、大変な褒め言葉をいただき、かつ、本文中にURLまで掲載いただき、ありがとうございました。
自分も普通のサラリーマンで、なかなか長期休暇を取得するのに勇気がいるのですが、「欧州グルグル」は、大旅行ですねぇ。
この先の記録も、楽しみにさせていただきます。

投稿: RIKI | 2012年7月 7日 (土) 00時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 欧州六日目 PILATUS山は雪 <2012.4.30-5.15> | トップページ | 七日目 予定は未定で想定外の結果になった チェコ プラハ 2012.5.6 »