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2012年7月23日 (月)

八日目 芸術と興趣溢れる街並み オーストリア ウィーン 2012.5.7

  欧州グルグル旅 <2012.4.30-5.15>
八日目のウィーンは モーツアルトよりワインとチーズ。

001

【この日も「方向音痴」全開なり】
意気込みとは全くシンクロしないで訳が分らぬ内に終わったプラハ。
いつかこの仇討ちをしてやろうと思いながら次の訪問地である
オーストリアはウイーンに出発する。
オーストリア航空 OS706便 PRAGUE発 11:25 → VIENNA 12:25着。

ウイーンとはオーストリアの首都で自分はWIENだと思ってたが
これは独語らしい。英語表記だとVIENNAだそうで「ヴェーナ」と
でも言うのか、現地で会話した人はそう言っている方が多かった
気がする。(必ずしも現地人が会話相手ではない)
欧州にどんな国がどこにあるって話になると今回の方向感覚を
喪失した以上に尚更、普段から位置関係を把握していない。
実際、自分はウイーンはチェコの西側かと思っていたが正解は
南南東あたりの方角になるようだ。
いまだに各国の首都位置を白地図に記入せよと出題されたら
零点になるに違いない。

002

プラハのルズイニエ国際空港へは地下鉄からバスに乗り換えて、となる。
乗り換える地下鉄では二路線有ってAかB路線。
宿のコンシェルジェにどっちが良いかと質問したらどちらも大体同じらしい。
結局、B路線のデイヴィツカ(Dejvicka)行きを選択する。
(と旅ノートに書いたがこれは間違い。DejvickaはA路線の駅だった。
行動だけでなく記録まで勘違いするとはホントにどういう事だろう?)
幸いな事に地下鉄終点から日中は30分毎の空港行きバス乗り場までは
案内標識が分りやすくて迷わなかった。と、そう書くこと自体が弱気だ。

003

プラハ空港のラウンジには白ワインがコレでもか!ってなくらいに
好きなだけ飲めの雰囲気でクーラー内にストックされている。
欧州はワインなのだなあ、と思った。1時間の近距離移動はプロペラ機で。

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ココから先はプラハでの負けから節約の旅になる。
本来なら空港特急で市街地一直線だろうが近郊列車のS7路線で移動だ。
でもこれだって十分。

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旅の楽しさとSETになって来る煩わしさは交通機関の切符購入かね。
駅の旅行者カウンタで都市近郊列車に地下鉄、トラム、バスが自由に使える
72時間VIENNA TICKETを購入する。価格はEUR 19.9で一泊滞在なのに
買うこと自体が無駄である。でも72時間用のみしか販売してないから。
銭の事より面倒臭いのは嫌だなと思う性分が全く節約になってない。
係員は他の業務と兼任なのか常に不在の様子で用事がある人は呼び鈴を
押してくれ、ということだった。

006

S7路線からWIEN MITTE(ウィーン中央駅)で地下鉄に乗り換えて
宿への寄り道散歩とする。
思うに三泊位でユルリとウィーン滞在を楽しもうとするなら
このVIENNA TICKET(あるいはVIENNA CARD)は随分と価値があると思った。
印象として販売は空港旅行者案内所のみで普通の券売機では無かった気がする。

007

中央駅から地下鉄U3-LINEに乗り換えVOLKS THEATER駅で下車する。
さて宿はどこだろう?と全く考えないで歩き出す。
後から分った事は地図を見て方位だけ確認したつもりで歩き出したら
今回も180°正反対の向きに行ってしまった。

008

さて今宵の宿、HOTEL PENSION MUSIUM。どんな経営形態なのか
全くの家族で民宿みたいなものだろうかって感じだった。
(しかし宿内各所の空間は立派)
WEBのHPで見たら予約フォームが有るでもなく電話かMAILで直接、予約の
やり取りをする形式だった。自分の場合は電話なんか会話成立するわけもなく
無理だからMAILのやりとりで。

009

迷った結果にGOOGLE EARTHの写真地図を吟味してVOLKS THEATER裏手で
あることに初めて気がつく。で、見当つけたブロックを一周しても分らない。
おかしいなあ、、、で随分と歩き回り発見する。

0121
何とマア、二回も入口に気が付かずを通り過ぎていた。
目立つ看板があるでもなく壁に一枚の宿名を書いたプレートのみ。
HOTELというものは宿泊客に分りやすい看板が軒下へぶら下がって
いるものだという先入観から失敗した。

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教訓その1: WEB記事なんかで宿外観の写真が掲載されていたら
十分に記憶するか印刷しておいた方が良いね。

0123

【名は PENSION でも不思議な宿】
木製扉を開けて入れば目の前にはガランとした普通の西洋アパート風の
空間に階段しかない。受付が何階なのかの表示も良く分らず とりあえずは
横にあったエレベータで最上階まで行って一つずつ降りてみるかと。
各階共に一つのフロアに一つだけの玄関。
その玄関フロアマットに宿名が記されているからドアに手をかければ
施錠状態でピクリとも動かない。呼び鈴押しても応答なし。。。ナゼだ?!

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半分茫然で階下に足が向く。二つ下の階にも同じ様な表示の扉がある。
でもやはり鍵が掛かっていてここでも呼び鈴を押して、しばし待てば
足音が聞こえてきた。
企業的なHOTELでなく娘さん(ナカナカの美人)一人で店番をしている
ような宿だった。帳場も机一つのみ。

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予約時にMAILのやり取りをしたのはこの娘さんだったのか名を言えば
「ああ、アンタだったのね、ようこそ。まずは部屋を先に見なさいよ」
って案内される。例えば部屋の準備が悪いとか、水周りに問題があるとか
TVが映らないとか色々、ケチをつけたい状況だとしても内気な上に
交渉する語学力が無いから「ほーー、これは良い部屋ですなあ」なんて
御世辞をいう程度のものだ(実際、客室は何の問題も無かった)

0126

教訓その2:特に飛び込み宿の場合は宿泊手続きの前に部屋を見せて
もらうようにするのが一種の定番作法らしい。自分はそこまで旅慣れた
技量を身につけていないが文句の有る時はキッチリ主張しないと
いけないのかもしれない。この宿は宿泊客へ最初に部屋を見せる所が
好ましいと思った。

う~む、何か雰囲気が全く他の宿と違う。ともかく宿代をカード払いで
荷を降ろす。(これがまた翌朝出発時に面倒な事になる)

013

【建物、街風景、ワインにチーズ、全て天晴れなウィーン】
しばしの休憩後に散策探訪へ出発する。
実に趣き深い建物が多い。それと路面電車も。
何の博物館かと思うような建物は警察関係のものだった。

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横で集う警官姿を写してみようかい、とやってみれば被写体の
一人がコッチ見てビタっと拳に親指を立てる。あはは、ありがとうだ。
(本当は横の麗し系婦警さんに興味が有ったのですが)

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宿前のVOLKS THEATERでは何が出し物か知らぬが多くの人々。

022
劇場玄関でワイングラスを片手に持っていたり、階段両側には
パンツ丸見え座りで好きなように時間を過ごしている女性の姿。

023

ウィーン独特の印象として大き目のトラム駅にはホットドッグや
ピザ屋の屋台がセットになっている。マクドナルドは見かけなかった。

010
宿へ辿り着く前に複数箇所で目に付いたのがEUR¢20での有料体重計で
面白半分に測ってみたら丁度80kgだった。なるほど半月分の
旅荷物込みにしては軽い方だろうが体が重いと感じるわけだ。
現在は65kg。二十代後半のピーク時には90kg超えていたから
無駄な脂身がどれ程ついていたのかと思うと恐ろしいものでも
あるが体重管理は健康の基本なのかもしれない。

011
では、荷を降ろしても背中にへばり付く人生の重さは?
分るわけないって。あはは。

喫煙者も多いが灰皿もいたるところに。だから歩きタバコなんか
している奴はいない。そして劇場の存在が一つの文化みたいだった。

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トラムも縦横に。考えてみればオーストリアには国産自動車メーカーが
無いと察するから公共交通機関が発達したのかもしれない。
でも良いなあ、こういう街は。少なくとも愛知県豊田市では無理だろう。

017

散歩の後には洗濯してワイン飲んで明日は昼過ぎのFLIGHTだから
ユルリと寝床で持参の文庫本。グラスと書をそれぞれの片手に
しながら旅の枕。ああ、極楽、極楽。

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【重ねて書くワインとチーズに万歳。そしてウィーン迷想】
普通はね、折角異国の地で晩飯を食うのだから少しばかり洒落た店で
それなりの雰囲気を楽しんでもイイジャナイかって思うのよ。

018

そりゃあそれで、そういう場面も有るだろうが。反面、ジョー・ギリアン氏が
何かの場面で(相棒のアーマロイドレディが敵中に捕まっていた時だったか)
「自分で入れたコーヒーってのは不味いもんだ」と言っていた。
俺ャあそういうのも本当だと思うね。

019
普段の生活の中で自分で作る飯はどんなものでも腹の中に入る。
その性別に関係無く、友と語りながら喰うものは何だってウマイ。
(モノがどうこうじゃなく雰囲気が一番の味付けになるし)

020

だからこういう独り旅では☆が幾つ付くかなんて店よりその土地で
現地の日常生活ならどうなるんだろうかなんて普通の店に興味が行く
ことが多いと思う。

021

そんなわけでトラムをアテも無く乗って気ままに降りた駅で地元の
スーパーマーケットにふらりと。店内のパン屋には色んな種類が
並んでいる。会話が通じないから身振りと指先で具を選んでパンを
適当に切って貰いサンドイッチにして貰う。奥には焼き釜が有って
何という事か袋からパンの香りがする。こりゃあ良い香りでたまらぬ。
持ち帰り前にトラムの待ち時間で喰ってしまった。
ワインの小瓶と共にEUR3.00で釣りが来る。
もしかして一番、価格対内容比で優れた食事だったかも。
そしてこの店ではチーズ各種も売っている。手のひら一杯のカマンベール
チーズが目茶安い!EUR2.00コインで買えるのだから。
豪華さは無いがこんなのは絶対に観光ガイド本には記載されないだろう。
独り旅に相応しい晩餐でもある。

街角ですれ違う小僧どもは皆、ウィーン少年合唱団みたいだ。
しか中年以降の男女は随分と体形が違う人も居る。
なるほど、散歩中にそこらで見かけた体重計の意味を何となく
一人合点する。

024

宿の朝食もまた各種チーズが盛り沢山だった。
食もまた生活習慣だろう。欧米人の場合、全般に身長は高くなる
だろうが消費が摂取に追いつかなくなれば、年齢上のある時点から
結果が具現化するのかもしれない。

ただ、度々書く様に子供には甘味飲料とスナック菓子より絶対に
牛乳とチーズの方が良いと思う。

それにしても、、、残りの持ち銭は僅かEUR 80だ。
いつもなら外貨調達は空港の分が悪い通貨両替でなく
クレジットカードの海外キャッシングを使うが休暇終盤の
マカオ編に備えてそいつの利用は極力避けたい。 どうしたものか。

025

【本日の宿】
宿名: HOTEL PENSION MUSIUM VIENNA
場所: VOLKS THEATER駅至近。二泊以上滞在で市中観光するなら
   立地条件で最高の部類に入ると思う。
費用:朝食込み、税、サービス料込みでEUR 119.00
予約:宿のHPからE-MAIL申し込み。但し各種WEBのホテル予約サイトでも
   可能で後から色々比較したら料金も変わらなかった。
印象と評価:到着まで迷いながらも交通至便で文句なしだった。
      部屋は古風と現代の混合で綺麗。
      普通の市中宿のようにザワザワしていないのが良いかも。
      

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