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2012年12月26日 (水)

散財のラスベガス&サンフランシスコ <2012.11.23-27>

行ってみようか本場のカジノで大失態。 2012.11.23-27
これを It was a fiasco ! とも言う。(最近になって覚えた)

<久しぶりの渡米は失敗から>
随分と訪問する事も無かった米国が面倒くさいと感じるのは
渡航認証(ESTA)の手続き。
これのせいで「行って見よか」の気分が今迄にそれ程とはならず。

しかしまあ、たまに出かけるならば少しは違う方面にするかと
思う所もあったし世のWEB記事を目にすれば心をくすぐられたりで
夏には「やはり行って見ましょか」と決断する。

001

US$に慣れていなかったせいで両替は随分と損をした気分。
成田にて邦銀窓口にて¥85.35/$なり。この時の外為市場は
\82.35/$で¥3/$もの手数料を取られる。
米国なら殊更にクレジットカードだろうな。通貨調達はレートや
利便性からもこれ以外に無いと思う。
海外キャッシングは¥84.4/$、 買い物では¥83.8/$だった。
ラスベガスのカジノでは日本円→米$は滅茶苦茶な極悪レートで
絶対に現地両替は避けるべきだと反省した。
先ずはNH006便でL.A.へ。
と、搭乗手続きの際に失態をやらかす。
日程を決めてから実行までに間が空いたためかESTAの申請取得を忘れていた。
こいつが無いと発券出来ないそうでカウンタ横のPCを借りて
手続きと支払いをする。
まったく、、、旅の準備さえ段々と横着になっていく。

免税店では焼酎五合紙パックを購入する。
タダなら何でもの自分なのにホントに買う酒は焼酎ばかりになった。
ただ単純往復じゃないから乗り継ぎ地では預け荷物にしなければならない。

002

ラスベガスが海外初体験の自分には27年半ぶり。
当時は液体物持込どころか機内で喫煙もOKだった。面倒くさいなあ。
(ただし狭い機内でタバコなんかするもんじゃないと今だって思う)
保安検査の重要性は当然理解できる。しかし、この点からも
憎まれるべきはテロ行為である。
何の話であれ、直接に遭遇しなくたって世の中を住み難くする連中は
実在するんだよなあ。
新造機77Wの千鳥配置C-CLASSは飲んで食ってゴロリと横になりの
寝心地は少しばかりシート幅が狭く感じたものの上出来だった。
毎度の最安値割引運賃ながら今回は往復C-CLASS変更を希望で
UPポイントも使い切り。
その御蔭か夕方に出発してL.A.到着はAM09:47。日本なら深夜02:47で
ありながら疲労感は無い。

003

<こんな街だったっけ? のラスベガス>
乗り継ぎ地のL.A.も今世紀になってから訪問した記憶が無い。
ラスベガスへの出発ターミナルを案内所で聞けば歩いて10分ほど
だという。空港内の循環バスよりも久しぶりに来たのだから
ゆるゆる歩いてみようかい。
スモッグなのかチリの類か遠い風景は霞んで見える。

出発免税店で購入した焼酎入り荷物を預け荷物にして機内へ。
そうしてみれば面倒ではあるが手ぶらと言うのも楽なもんだ。

機内は満席。皆、何をしにいくのだろうか。(観光 or 勝負だろうな)
隣席には片腕とゆるい首筋から見える背中も彫り物が入った姉さん。
年齢はまだ三十に至らぬ位だろうか。なんか凄い物を見た気分。
他人の肌を近くで眺めた事なんてそう有るわけじゃないが、アチラの
作品は大雑把と言うか日本の刺青みたいな細密さが無いと思う。
機窓から遠くに湖が見えてくると着陸も近い。
砂場の箱庭みたいな眼下の景色に住宅が整然と並び始める。
隣の姉さんが「夜はね、とても美しい景色になるのよ」と
教えてくれる。到着したターミナルからして何か華やかしい。

004

初訪問の昔を覚えていないと言うより長い間に訪問者が
落とした銭で随分と様変わりしたのだろう。
預け荷物の受け取りはどっちかなあ、とキョロキョロすれば
機内での隣人姉さんが「はい、こっちに来なさいよ」とまた
教えてくれる。旅人に親切な人には随分と好感を持ってしまうなあ。

ターミナルの外でしばし来たのだなあ、って感慨にふけり
ボンヤリトする間にまたさっきの姉さんが通り過ぎる。
軽く手を上げてサヨナラ。さあてタクシーで宿に向かうかね。
料金はチップ込みで$20弱だった。

005

宿はPARIS FRANCEで立地は非常に良い。
街並みの賑やかしいことったら。
チェックインには未だ早いからしばらく当然のようにカジノへ。
天井は青空風景で夕暮れの屋外に居るような錯覚が一瞬。

<BLACK JACKのこと>
このカジノゲームでは既に多くのWEB記事があるから素人の
領域から抜け切れない自分が書く事ではない。

しかし所詮は運任せカジノゲームの中でPlayer(あるいは
Prayer)の意思が反映できて勝利可能性が高く、単純ながら
奥の深いゲームだと自分は思っている。

不思議な事にカジノエリアは屋内でも喫煙OKだった。
これはBLACKJACKのテーブルでも同じでマカオやソウルなら
NO SMOKINGの卓だってあるのに米国とは思えない感じ。
BLACK JACKではFULL DECKS(え~と6組だったかな)の
カードを使うだけでなく1組、あるいは2組のカードだけ
ってのもある。そしてシャッフルマシンではなくて
ディーラーの手さばきでやっている卓が多かった。
しかしそこはもう、久しぶりの浮かれ気分でCOUNTINGを
する余裕もなくて。(だからこその素人である)

009

面白いのは通常の卓とは違う場所でBETは二箇所一組に
しなくてはいけないというもの。
これは二枚目のカードをPLAYERが交換することが
できるからだという。
つまり二箇所の一枚目が4,8だったとする。
二枚目が2と6なら手札は6と14で勝つには厳しい。
ここでディーラーに言えば二枚目を互いに入れ替えて
両方の合計を10に出来ると。親の一枚目が5 or 6ならDOUBLE DOWNの
チャンスとなるわけで。(しかしこの卓では親が22の場合
破裂負けでなく引き分け扱いになるそうな)確率上の計算だと
普通のBLACK JACKと比べたらPLAYER不利になるのだろうが
色々と趣向をこらしたものばかり。

そうして結果と時間は程好くなって宿へのCHECK-INに。
しかしまあ何かの記事で読んだが行列の長さは相当なもの。
余程に全米だけでなく世界各地からの訪問客が多いのだろう。
到着初日とくれば時差ボケや高揚感から時刻無縁の展開で
少し寝ては起きてまた会場へってなもんだった。
ピークは+$3000くらい。程ほどのところで自制心を発動させれば
良いものを勝負の意識もなく観光感覚でホイホイやれば
負けるのも必定だよなあ。とてもギャンブル漫画のような
筋書きにはならない。

時差ボケも時間もお構いなしで出目が悪けりゃ宿部屋で
少し横になってはまた階下へウロウロとを繰り返す。
そりゃもうこんなスタイルじゃ勝負にならないって。

012

<風景は色々のラスベガス>

山と砂漠に囲まれたラスベガス。
一体、どこの誰がどうしてこういう街にしたのだろう?
熱海あたりの温泉場へついでに娯楽施設でも作ろうかい
ってのとは全く中身が違う。
カジノだけでなく興行商売でもまた格別の華がある。
昔ならシナトラ、チョイ前ならセリーヌ・ディオンだけじゃない。
プラネットカジノ入り口には何やら興味深い看板も。
(行かなかったけど。でも、行って見たい気も多々)

008_3

宿のカジノだけじゃつまらない、ってんでプラネットの前で
通りの連中を眺めていればブルースでも唸りそうな黒人の
オッサンが自分を見て何か言う。Uhm??と顔を向ければ
横でYou're a cool man.と一言、ニッと軽く笑ってそのまま
歩き去る。そんな事を言われたのは初めてだが冷やかし
だとしても悪い気分じゃないね。(一品考のとおり旅の
公式ユニフォームの下はTシャツ一つ。羊革の半袖は
気に入っていて今のはソウルの同じ店で作った二着目)

プラネットのカジノディーラーは怪しげなSHOW HOUSEの
出演者みたいな服装だった。てか、下着に近いような。
こんな奴が目の前に居たんじゃ勝てるわけねえ!だ。ははは。

011_2
存分に散財して再び散歩へ。
歩道橋からは少し離れてべラージオの噴水が見える。
足元にはボール紙に仕事をくれ!と走り書きして座る少年の姿。
ホントに様々なものを目にする事になる。

そしてまた懲りずにBLACK JACKで負けの上塗り。
始めっから勝負の真剣さなんて無かったなあ。
負け惜しみでもまあ良いじゃないか。こうして来る事ができたのに
意味があるような気がする。
夜も遅くなり部屋に戻ろうかってな時に一人で立っている娘と
目が合う。だからまあ、旅先の会話は全て勉強である。
Are you waiting for someone?って言ってみれば
アンタを待ってたのよ。部屋でお話しましょ。だと。
そりゃまあ、勝っていれば好きなだけ御歓談かもしれんが
もう十分に満足だし それ以上の負けを食らったから
冷やかしでゴメンナサイネだ。

010

さてね、旅先で一つの楽しみは食事になると思う。
現地では実に多くの店がありバフェ・スタイルで気楽に味わえる店も
多い様子だった。 なのに問題は一向に空腹感が無いことで。
訪問しようと思っても「身体がその気にならない」のが困る。
時差ぼけと飲んでばかりの弊害だろうか???
かと思えば明け方のとんでもない時刻になると何か食いたくなる。

果たして世界には国の名を冠した料理と言うものが多い。
日本だけじゃなく韓国、中国、タイ、インド、欧州の国々。
それらは決して正解でなくても何となくそのイメージが思い浮かぶ。
とすればアメリカ料理とは何じゃろかい?
勿論、地域の名店や名物料理は多いだろう。どうもなあ、パンに
何かを挟んだハンバーガー、ホットドッグにサンドイッチ。
ジャンクフードとは違うだろうがギリギリ御手軽簡単の路線という
気がしないでもない。実際まあ、食ったのはその手のものばかりだった。

007

夜明けのプラネットでサンドイッチ屋。
マスタードをタップリで勝負の味がする。 辛い。が、悪くない。
思うにラスベガス滞在は最低でも三泊するのが筋だと思う。
カジノばかりでなく見拠は実に多い。
初日に浮かれて二日目は少し冷静になって三日目以降に堪能する。
自分の足跡は一握りの場所どころか一つまみの範囲にもならなかったが
次回の下見と思えばそれでも良いかと。
そうしてみると同じ場所を繰り返し訪問するリピータ効果ってのは
間違いなくある気がする。気分の上で余裕が違うだろうな。

006

同僚の深夜騎士団団長はハイシーズンの正月か夏休みに滞在する
との事で何でまたそんな時季に?と尋ねたら休暇日数の関係から
仕方ない様だった。自分には真似が出来ないがその気持ちは理解できた。

013

<帰国の前にサンフランシスコ>
UA697 ラスベガス 13:30 → サンフランシスコ 15:04
実際に生涯初の目的地はラスベガスだったが外地に初足を着けたのは
サンフランシスコで。その時は団体観光客そのままに金門橋やら名所を
訪れた気がするけれど、遠い日の事は忘れましょ。

出発のラスベガス空港はゲート近辺にもスロットマシンが乱立している。
1セントのゲーム機ならばナカナカに良い暇つぶしになる。
30分ほど機内で待たされてようやく離陸。やはりほぼ満席で
来る人、帰る人、お疲れ様でしたって雰囲気だよ。

014

サンフランシスコに到着して前回のMLB観戦と同じくBARTなる
電車でこれまた同じくPOWELL St.駅まで$8.25なり。前回は
2004年5月で$4.95だったと放浪過去帳に記してあるから8年前
とはいえ随分な値上げの気がする。
何であれ旅の記録はソレといってコレという役には立たぬかも
知れないが何かを想うには書いておいて損は無い。
日本は、、、やはりデフレ基調なのだろうか。

ユニオンスクエア近くのヒルトンは初訪問と同じ場所のはず。
ここから西側のエリアはどうにも自分には馴染めない。
物乞いは多いし宿の前で立っていればサンタとは全く違う
ビニ袋を担いだ黒人兄さんが1$恵んでくれと言い寄ってくる。
(他には25セントくれよ、って奴も)
それでも人通りの多い場所と時刻で相手も冷やかし半分だったのだろう。
欧州編のコペンハーゲンみたいな剣呑さは無かった。
自分だってラスベガス帰りの似たようなもんだ。
スマンナア、俺は一服しているだけで他には何も無ぇんだ、と言えば
相手もそのまま去っていく。

晩飯をどうするかでユニオンスクエア前の通りを歩けば路上の
ホットドッグ屋が目に付く。これは魅力的だった。米国だなあ。
食うかと思った時に空から何やら白いものが降ってくる。
傍らの老婦人は雪だと喜ぶが手にして良く見れば沿道商業施設が
演出のためにぶちまけたシャボンだった。
こんなものトッピングされたものが食えるかい!とヤメ。
事実、屋台の兄さんの迷惑そうな顔ったら。

015

結局、日本食店に。カキフライ、刺身、そして焼酎。
主餐は日本で、というか今迄食った記憶が無いカリフォルニア・ロール。
へええええー、面白いもんだ。ちなみにニューヨーク・ロールとは
その地のカニの代わりに海老であるそうな。
それで寿司かよ、って思っていたが体験してみるもんだ。
判断と評価はその後で良いんだろうな。

01600

今回の教訓として洗濯バサミが重要アイテムと再認識した。
毎夜に洗濯すれば一足で十分。予備に一つだけ持参すれば尚更で。
また使わぬ荷物を持った事を後悔する。

<寝れば帰国で連休終了>
NH007 SFO 11:10 → 成田15:25 +1日
ふと宿の窓から上を見れば米国の都会だから星なんぞ見えるわけも
ないのに、ただ月だけが随分と満月に似た形で宙に浮いている。

望むツキ 手を伸ばしても 上の空 by 庵主

まあ、ウワノソラで訪れたベガスの結果はどうにもならなかったが
普段と違う場所でありながらも目にする望月の見事さは。

これで蝙蝠の姿でも映し出されたらゴッサム・シティに居るような
錯覚をしてしまうかのようだ。
どこで観ようが月は月。当たり前だが陽の光でも同じだ。
そうなのにやはり異国で独りの夜とくれば何となくでも普段とは
違う心持になるのだろうか。

0161

ロクに寝られぬままAM3時過ぎ。宿の窓から通りを眺めれば目には
フード被ってふらふらと歩く奴、耳には遠く近くにパトカーのサイレン。
果たして寝たのかどうかの自覚も無いままにいつしか目覚ましの音で
起きる事になる。ということは幾分でも寝ていた事になったのだろうか。
シャワーの後は朝飯代わりにもらった併設されたスターバックスの
バウチャーも使わないで空港へ。
ユニオンスクエア近くのHILTONは立地条件ソコソコ、部屋もまあそれなりに
なれど毛の生えたビジネスホテル風で内容は何だかなあ、の評価だよ。

朝のサンフランシスコは霧ばかり。空港でもターミナル循環電車の
駅が霞んで見える。首尾よく満席近くのC-CLASSも無事にUPしてもらえる。
あとは寝て帰るだけだ。
と、到着便は途中で乱気流に遭遇して機体点検のために2時間半以上の
出発遅れになるとか。成田から名古屋への乗り継ぎ不可能が確定する。
もう一つ後発のに振り替えてもらい待ち時間の補償として$20分のミール
クーポンを貰う。
(SFOの待合室はUAのレッドカーペットクラブ。昔に出張帰国時に酒を
頼めば有料だってんで財布をひっくり返してビタ25セントも残らなかったのを
覚えている。今回も入ってみれば酒類は有料で即座に退散した。)
搭乗口近くの売店ではワインボトルが有るから注文すれば栓を開けてから
ミールクーポンは使えないなどと言いやがる。自分にしてみりゃ食事のような
ものだからイイジャナイカって思うのだがなあ。。。ついてねえ。

しかたなくクーポンは土産のつもりでキャンディ・バーみたいなのを幾つか
購入するために使用する。いささか不機嫌にもなったので釣りは要らねえ
と言えばすかさず後ろから肩をつつくのは異人の娘さん。
それならアタイのと一緒に買ってくれない?って。(差額の分だけ
彼女がお得ってなもんだ。)しっかりしているなあ。
だが、最後に良い話が出来た。英会話授業料だと思えば安いものだ。

0162

到着した成田では振り替え便にもギリギリ。降機後から地上係員の人と
一緒に国内線の保安検査場まで付き添いしてもらう。が、名古屋への
乗り継ぎ便も滑走路まで1時間余遅れる事になる。
帰宅したのは終電近くだった。

さてラスベガス。 自分のイメージはカジノとショーの街か。
だがそれだけじゃない。少し足を伸ばせばグランドキャニオン。
日本からの途中であれば西海岸の大都市。
東京に来た異国観光者が伊豆箱根の温泉と富士山の景観を楽しむのに
似て非なる様な。だってコッチにカジノは無いしね。ははは。

う~ん、三度目の正直という言い方があるけれど三回目くらいから
ようやく余裕の気持ちで楽しめる場所だろうか。そんな気がする。
それだけ内容は色々ってなもんで。

その自分にとって三回目はいつだろう。

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