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2014年9月12日 (金)

歩いて「満足 THE 自然風景」のインスブルック <2014.7.26>

時差ボケ継続中かこの日も中途半端な時刻に目が開く。
仕方ないから夜中の気晴らしでTVなんぞを。

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今までに欧州各地で宿泊して不思議に思うのは一般放送でも
夜間限定らしき悩まし気なCMと番組の一部抜粋が放映されて
いることだ。朝6時には通常のSPORTS番組へ切り替わるのだが
下手に観れば尚更に眠れなくなってしまう。

朝方からの寄り道からINNSBRUCKに本題を戻そう。

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この日の目的は山。HAFELEKAR SPITZE 2334m。

その前にINNSBRUCK CARD 24時間用を買わねば。
EUR33と高いがこれは山方面のケーブルカーにロープウエイだって
利用可能となっているところからだろう。
そして各種観光施設もタダとなるらしい。
(行かない人には購入不要だが)

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駅のコンビニ風店舗横に案内所が併設されていいてカウンタの
オジサンがこちらから言う前にケーブルカー、ロープウェイを
使うかと質問してくる。
「うん、CONGRESS CENTERで乗り換えてね」と事前調査の
とおりに回答すれば「それならB乗り場でH系統のバスだ」と。
オマケに日本人か?の問いに頷けば日本語の案内パンフをくれる。
(いらないけど。。。現地表示は日本語で示されているわけ
じゃないし日本語地図は便利どころか逆に邪魔。)

その後は教えてもらったバスを待つのも面倒で違う系統のに
乗って適当なところで降りる。

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実際、風景は退屈しないし街中心近辺だってそう広いものでは
ないから少しくらい散歩気分の方が面白い。
いかにも土地の雰囲気を出した建造物や噴水一つにも風情がある。
そうしてケーブルカー、ロープウェイを乗り継いで山頂近くまで
一時間ほど。涼しさが心地よい。

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昼食は駅で購入したサンドイッチを背袋から取り出す。
駅コンコースには大降りのスーパーマーケットみたいなのが有って
ココで酒や実演調理販売のサンドイッチを買っても善いね。
(週末閉店時刻は日本の常識外に早いけど)

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茶色いのに各種々子を練りこんだようなやつ。
眼下に広がるINNSBRUCK全景が良い味付けだ。
稜線の反対側に目を向ければ「自然」以外に何も存在しない様な
山姿がたいしたものだ。
ホントにもう一歩進めば大自然の中へ「それっきり」で落ちて
いくのだろうという足元も随所に。

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日本でも毎シーズンに必ず北ア各地で滑落や遭難のNEWSを
目にするのを何となく思い出した。

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気分の高揚を別にして脚の衰えを実感する。もう一生、本格に
山をやるなんて出来ないだろう。だが今回の訪問には満足。 
そして遠くの風景の中で岩壁を登る連中の姿に気分のどこかが
くすぐられる気分。俺もやれないかなア、なんて。危うい危うい。

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さてもう一つはINNSBRUCK市街地を挟んで反対側の
PATSCHERKOFEL 2246mにも行ってみようか!だ。

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一旦、インスブルック市街に戻りトラムを乗り継ぐ。
目的の#6系統トラムは一時間に一本しかないので時間調整を
上手くやらねばその滞在時間そのものが無駄になる。

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天気の方は夕刻近くから雨へとなった。
この#6トラム。車両は市街地走行のものと同じなのに経路は
箱根登山鉄道を連想させる。

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つづら折りの線路を緩々と山斜面の木立を抜けていく。

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途中の停車場に花の谷ならぬ森中の一軒家で花に囲まれた家を見た。
こんなとこでどういう生活をしているのだろうと物思う内に
トラムは通過して画像に収められなかったのが惜しい。
(帰路の時には携帯カメラが立ち上がるのに手間取ってダメで。)

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そうして終点のIGLS到着。ここから少々歩いてロープウェイ駅
まで行くことになるらしい。

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でもね、、、駅前の周辺案内地図に幾つかのハイキングコースが
表示されているのを見て衝動的予定変更。

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「歩こう」との気持がどうにも出てくる。 

小雨なんか気にならない。手持ちの折りたたみ傘を開いて
これこそ季節ならば花畑そのものとなるだろう草原を突っ切り
山の木々の間を進む。

一時間ほどの内に雨はいよいよ本格になっていく。
本当はトラムの途中で見た先ほどの山中、花の一軒家まで
行きたかったが断念。歩くうちに別のトラム駅に出くわして挫折する。
これはね、次のトラムが通り過ぎた気配に折り返しで戻ってくるのに
乗れれば御の字、って計算も。逃したら次は一時間後だし。

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時刻は18時になろうか。まだ明るいけれど雨の山中では万が一に
足元が危うくなったらどうしようもない。

それでもトラム経路をショートカットして4駅分歩いたことになる。

思わぬ展開で現地の自然体験ができた様で疲労より満足感が大きい。
さて宿に戻って晩飯だ。 しかしなあ、困った街だよインスブルック。
ボトル水を購入したくたって日本のコンビニ風店舗が無い。
昨夜は駅で買ったが宿部屋に置いてあるのはEUR3もする。
大き目の食料品スーパーが宿近所だったけど商売っ気が無いのか
土曜日は18時に閉店。
とにかく水を求めて宿周囲をさまようが成果なし。
思い出す限り相当数の都市を訪問したつもりだが
これほどチョイとした小物入手に不自由した例は無かった気がする。

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何ブロックか歩き回りあきらめて駅まで行こうかという時、
宿裏手に個人食堂風のピザ、パスタ屋が目に留まった。
路地に張り出したテント屋根の下では先客がビールで一杯の姿。
興味惹かれて店内を覘いてみればコカコーラ・ブランドの冷蔵庫。
これは?とピンと来たね。
でもその前に自分もビールで散歩帰着の一杯を。

さて店内の飲料冷蔵庫には予想どおりボトル水が置いてある。
しめしめ。安堵すれば今度は空腹感が到来して急に何か食いたくなる。
この店は昔にフラメンコ踊り子だったのかしら?と思える雰囲気の
女性が一人で切り盛りしていた。
店員がゾロゾロいる企業的な店舗じゃなくてこういうのは好きだなあ。
迷う事無くピザを注文する。

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チラリと見たらこの姉さん店主(?)ピザ生地を自分でこねて
作っていた。日本なら職人の手打ち蕎麦ってな感じだろうか。
出来上がりの形は不規則でも満足の味わいで掘り出し物の店を
当てた気分に。ちなみに価格はEUR7.90

とにかくインスブルックでボトル水入手はカフェに行けってことかね。
そしてピザ屋が多い様にも感じられた。

あとの時間はどうしようかと宿から徒歩圏内にて目にしたCASINOに
行ってみればCASINOの受付は上着着用が必要だって言いやがる。
まあ仕方ない。それならそれで止めときましょ。
旅先でBLACK JACKとくれば多少は目の色が変わるはずなのに
自分でも不思議なアッサリ諦め気分。

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そういう方面に気が向くより余程にインスブルックに満足して
しまったということだね。

後は寝床にて持参本を読みつつ宿のTVで悩まし気なCMと
断片番組紹介でも観ながら寝るとしましょか。

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コメント

おお!rikiさん、コメントありがとう御座います。

ていうか重ねての表現なんですけど今回に出かけた話は
rikiさんの話を知らなければ絶対に体験不可能だったと
確信しています。

そもそもがオーストリアの一都市近郊に
そんな場所が有る事すら自分は知らなかった。

誇大な妄言みたいですみません。
体験は無くても世の中には名称、地名の類全般を何かで
見聞きして「そういうものの存在」は何となく記憶や
意識の隅に保管しておくことが出来ます。
実態や自分の感想は未体験だから何も分からなくたって
一応はそういうのがあるのだろうな、って程度に分かる。

まあ、そういうのに関しては天国だか地獄ってのが
時折に人間世界で話題になるけれど誰も体験記を
書かないから本当の所は分からない。
その内、自分も仮に実在するならどちらかを訪問するのは
確かなんですがね。

WEB情報を隅まで探せば「インスブルック 6系統トラム」だって
色々と情報があるはず。ところがいま、「 」内で検索しても
それ自体の話は本当に数件で。

いやもう、rikiさんの情報には本当に感謝です。
知らないものは存在してないのと同じ。
それが突然、自分の世界に実在化したんだから参りました。

そしてIGLSから先に歩いた道は何もなし。
観光地になるわけもない場所で例えるなら
誰もいない高尾山の何号路かを散策する感じです。
そうなるとただ自然のみ、ってのに価値が有るような。
(もう誰も無人の高尾山を楽しむなんて不可能だし)
花の家は何とも幻想的でした。
冷静に観察したら森中の一軒屋かもしれませんが
どうにも気になって。

正直な所ね、時々広告の類で欧州○日間なんてので
旅程見本を目にします。あれは日程が限られている事も
有るだろうけど ハイ、次、さあさあ今度はアッチ!
ってな感じで単なる名所巡りを旅行会社に追い立てられて
やっているような気がします。

rikiさんのは期間限定の中で似たように見えても
実は全く別物で要点とツボを抑えてエッセンスを
煮詰めこんだ薫りがするの。
その旅味を自分も楽しみたいものだと思うような。

だからまあ、是非今後とも宜しくお願いします。

投稿: 庵主 | 2014年9月16日 (火) 18時35分

乗りたかったんですよ。6番系統のトラム。そして花に囲まれた家。言葉にできないような美しさだったのでは無いかと思うと、非常に気になります。だいたい、そう言う時って、必ずと言って良いほど、カメラの立ち上がりが遅く、タイミングを逃してしまうんですよね。
写真が無いのは残念ですが、イメージするだけでも、何か不思議な世界に入ったようで楽しいです。この先の記録も楽しみにさせていただきます。

投稿: riki | 2014年9月12日 (金) 22時53分

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