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2014年10月20日 (月)

最短滞在記録のシンガポール<2014.10.17-19>

「で、収益の上がりは結局どの位だったのかね?」
「5000ちょっとかな」
「そいつァまた、、、景気の良い話だなあ」

度々に自場所に登場する深夜騎士団々長は前に書いたとおり
自分と同歳でありながら昔に仕事を教えてくれた先輩であり
何年か前からBLACK JACKの師匠でもあってね。

彼は夏ごろシンガポールまで出向いたという話を耳にしていた。
先週にコッチの部品を分けてくれと自分の職場へ来た折に
上出来結果を耳にしたものだから訪問は前からの予定ながら
「じゃあ、オイラも一つ久しぶりにやってみるか」と言う話よ。

目的はもう二つ。
最近、読み直している横溝作品。
若い人は、なかなかこういう本を手にして読もうなんて気が
起らぬだろうがソコソコに歳をとれば話し筋だけでなく
何やら昔の言葉で書かれた文章がまた懐かしくてね。
(昔と言った所でそれは戦後、昭和の古本というだけだが)

そして今回はチャンギ空港のトランジット・ホテルを
試しに使ってみよう、というもの。

旅場面で飯と宿は必須。
喰う方は成り行きでどうにかなるだろうが寝る方は
ソコソコに考える必要があるし特に帰国前夜が問題になる。

今回は金曜夜にNH843羽田2350発。シンガポールには翌0615着。
一日滞在で帰国はNH802で日曜朝の0550発、成田に1400着。
時刻と滞在条件でズル休みなしに最安値割引が使えるのは
知る限りANAの場合、シンガポールしか無いし。
自然、こういう成り行きとなったわけ。

ただ帰国便が午前の場合、九時前というのはどうにも
抵抗があるんだなあ。
何処の場所でも無理に早起きしてアタフタと空港に向うのは
正直、嫌なもんだ。早朝便なら尚更の事で。
かといって空港内で前夜から荷物を気にしながらウトウトするのも
心身への負担が大きいと思う。(スワンナプームのラウンジでは
一畳ほどの横になれる個別区画が有るけれど寝心地は良くないはず)

シンガポールのチャンギ空港は単に売店だけではなく
「最も退屈しない」空港の筆頭格じゃないかい?
そして宿も併設されているらしい。(NH便のターミナル2の話)
とすれば寝不足必至の夜行便で帰路は早起きと来れば
試してみるのも一興だもんね。

そんなわけで本題。

出発の事。
地元駅のデパートで新幹線車中用の弁当を物色。
日頃は街中に出ない自分。なるほど化粧装いが眼を惹く娘が
多いもんだとその一人の顔を見て眼が合った時にポカンと立ち止まる。

何か言えば職場がパッと明るくなるような女性。
一種の華から逆に災いした事情があったらしく随分と昔に退職した。
自分が常日頃に懐かしく想い出したとて、もう一生、会うことも
無いはずのその人だった。
デパ地下雑踏の中でしばらくの話しをして「こんなトコで
会うって事はまた何かの縁が有るかも知れねえなあ」でサヨナラ。

ゲンの善し悪しは存在すると思う。俺はこの時、確信したね。
今度のBLACK JACKは絶対に勝つだろうな、と。
博打の類に限らず何かをする時には意識への刷り込みを
「冷静に」(コレが重要)自分でやる事がKEYになるはず。

現地到着。
タクシーでマリナーベイ・サンズの会場へ。
団長は夏休みにこの建物の上に草履が乗った様な宿に滞在だったらしい。
たかが一人寝の旅宿にどうしてそんな捨て銭をするのだか分からんが
それこそ こだわりと好みの類は人それぞれってもんよなあ。
空港では6時でも暗かったのが段々とTAXI移動中に朝の気配が出てくる。

さてね、カジノ。
以前は現地キャッシングの通貨をテーブルに置いて参加。
この頃はCASHIERでクレジットカードによりチップ購入が主流になった。
若干の手数料を払うが海外キャッシングの利息に近いし
これなら買い物扱いでマイル加算の対象となるしで。

異国のカジノは所詮、旅の座興で眼の色変えてやるもんじゃない。
このお気楽気分で最初から誤算。一応は旅の予算を決めている。
ところが外為レートを勘違いして香港ドル感覚でやってしまった。
散財しても日本円で10万チョイでいいや、とチップ$1万購入。
随分と負けて残り$2000程度になって気がついた。
これって、、、シンガポール$。為替額が全然違う。
こんなので半期ボーナスの半分近くを持っていかれたらどうしようもない。

シンガポールでは自動シャッフル機だから記憶頼みのカウンティングや
統計手法、暗算は全く使えない。ただ運という名の「場を見る」勝負勘のみ。
一場毎に自分の閃きに賭けるようなもので後半は空きテーブルに移って
ディーラーと差し向かいで一対一の集中力勝負だった。
結果論だが他の客が参入しなかったのと最後の所は出発時の
デパ地下刷り込みが奏功したのだろう。
元手を倍チョイまで復活させたところで潮を感じでスッパリと終了。
やれやれ。今回はホントに危なかった。
CASHIERで現地通貨に再両替の時にパスポート提示や何かの書類を
書く羽目になった。(2万$以上の両替はそうなるらしい)
これなら何回かに分けてやる方が賢明だったと少々反省。

Sin01_2

マッサージ。
これはアジア圏で自分のテーマになっているから外せない。
チャイナ・タウンに移動して土地の買い物ビルへ。
なるほど中華街。シンガポールというより中国に来た雰囲気よ。
建物に入れば客引き姉さんの類が多い事ったら。
神戸にしばらく住んでいたという日本語会話が成立する
娘っ子の案内で店に。

正直な所、交渉を随分したが安くない。日本並みの価格。
多分にボラレているだろうがCASINO上がりから気も大きくなって
ギリギリの許容範囲で一時間ほど。遼寧省出身だという。
国家政治の話は別として国を出て他所で生活するってのは
相当な覚悟なり背景があるのだろうが中国人の場合は
極端に犯罪傾向 or 物堅く真剣路線で生活勝負する連中に
分かれるんじゃなかろうかという気がする。
それでも随分なしたたかさを身につけている様子で
そうでないと喰っていけないのだろうなあ。
時折に旅の相棒となる友人も今では北京で堅気の日系企業に
勤めているが最初に知り合いとなったのは10年以上前に
新宿の足ツボマッサージだった。

ただ、マッサージに関してはガイド本には載らないだろう
自分の掘り出し物的な場末のタイマッサージ店がある。
来たからにはそっちへ移動して90分、シンガポール$75。
オバサンがね、痛ててて!と言ってもお構いなしに
全力の揉み解し。
ん?久しぶりに肩周りが柔らかくなった気がする。
朝からのシンガポールは気がつけば夜。

駅に向う途中で大昔の自分なら口笛を吹いて鼻を
鳴らすような可愛い系の娘が語りかけてくる。
お嬢ちゃん、ナカナカ見る目があるねえ。
でもまあ、今宵のオヤジは十分に満足だからこれで
帰るのよ、と腕時計を指しながら時間が無いという
素振りでサヨナラ。さあて、空港に行くかい。

トランジット・ホテル。
名前はトランジットだが何も乗り継ぎ客だけのものではない。
ターミナル2では出国審査後、三階右隅の方にフロントがある。
予約してないけどね、どうだろか?と聞けば
シャワー、トイレなし(共用)のシングルがあるけど。
って話から喜んで申し込み。

これね、共用で十分。唯一の難点はシャワーがヌルイなあ
ってこと。温度変化まで随分と時間がかかる。

ただ寝所は清潔感合格でボトル水にTV付き。
出発までを楽に過ごすには文句なし。
何よりも少しの荷物だって部屋に置いて自由に
外への散策を手ぶらで出来るのが嬉しい。

旅程から考えた場合にタイ、シンガポールでは
帰国日を昼前後にすると出発は楽だが帰着は夜で
翌日が厳しくなる。

深夜便で朝着ならば帰路は機内で寝るだけだから
時間的には無駄がない。
しかし出発時刻が日付変更しないと滞在日数の制限から
最安値運賃が選び難いし+αの割り増し運賃と
なる例が多い。

かと言って普通の宿では繰り返しになるが早朝起床と
空港までの移動がバカバカしい。

初めてのことだったがシンガポールならば帰路を早朝便にして
前泊はこのトランジット・ホテルが自分には最善手だろうなあ。

ならば次回はいつのことになるのだか。

Sin02

<備考>
NH便では前夜22時過ぎの便がある。これのCHECK-INに
便乗しないと中に入れない。
係員に聞いたところでは、それとて預け荷物が有る場合は
翌早朝便のCHECK-INを断ることもあるらしい。

このトランジット・ホテル=AMBASSADOR TRANSIT HOTEL T2。

基本料金は寝室のみのBUDGET ROOMは6時間利用が基本。
自分はもう一時間追加の7時間利用でCHECK INは2206。
基本SIN$40+延長一時間SIN $12に税、サービス料込みで
総計は$61.20だった。

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コメント

inatuziさん、再訪ありがとう!

コメントを記された件、承知いたしました。

で、当方から空メル送りをしても良いのですが
実はこの暇つぶし場所、野次馬魂旺盛な暇人のために、
じゃなかった、、、御縁を頂いた方々に庵主宛の
MAIL送信が出来るようになっとります。

頁 左上の「Back to 旧宅のTOP」
http://homepage3.nifty.com/ansh/

に行けば
最下段から MAIL送信用のバナーが有ってね。

そんな面倒臭い事しなくても そのアドレスは
暇つぶし空間専用に

ANSH_WORLDアットhotmail.comなのです。

@YAHOOドメインでも当面は受信可能です。

では また宜しくお願いします。

投稿: 庵主 | 2014年11月12日 (水) 18時10分

庵主様・・・・お伝えしたいことが有ります。
メールをいただけないでしょうか?

投稿: inatuzi | 2014年11月12日 (水) 00時06分

あ!あらら?!

庵主の暇つぶし空間はcokemomoさんを歓迎いたします、
なァんて昔の米国カード風に書いている場合じゃなくて
ホントにまあ、ようこそ。

そりゃね、物事なんでも場と雰囲気の使い分けってのが
あるから皆様と旅にまつわる話しに加わる時ならば
一応は誠実な気持で、って思うけど ここは自分ちの
茶の間みたいなもんだから一つ、以下は楽な感じの
話し言葉で失礼して。

まず意外だったのはcokemomoさんもまた旅に限らずその方面に
興味を持って行動されていたってこと。
競馬の方は学生時代に何回か府中へ通いました。
ただ、勤め人になってからは足を洗う感じになってしまって。
CASINOは数年前に旅ネタになっただけで それ程のキャリアは
ありません。最初の頃は素人そのままにルーレットやスロット
でしたが最終的にはBLACK JACKに行き着きました。

勿論、運の要素が全てですが展開には他の種目と違って
自分の意思が反映できるって所に面白さがあると思うのです。

賭け事とは常勝将軍でいられるわけが無いので負けても
良いと思う時に(今回は負けるためにMIN. BETTINGにしとこう
などと)A-PICだったり、ここか!?と思った場で
ディーラー見せ札がAなどという展開とか。

昔の言葉に「禍福はあざなえる縄の如し」ってのを聞きました。
例えば自分がPIC+4。ディラーが絵札。
無理に(一応は降りないならセオリーでも)一枚引いたのが
5で合計19.少し安堵したら親の二枚目は絵札で負け。
STAYなら親はPIC+5+PICで勝てたはずじゃないか!と悔やんでも
自動シャッフルならその後の展開に一枚の違いが関わってきます。
今一度の結果論ですが今回は単にツイテいただけ。
それでもツキの理由を自分自身に説明して思い込めるだけの展開に
恵まれていたということでしょうか。

>私の場合は、集中して周りの音が聞こえなくなって頬の
>あたりがチリチリとするような感じに

正にその集中力が造る雰囲気は自分にも分かる様な気がします。
それはこの場の文書で表現が難しいのですがね。。。

ホントのところ、そんな場面だけでなく普通に働いてきた人たちには
皆、生きてきた中でそいつに似た分岐点が生活の場で
どこかに在ったのだろうとも思えるので。
抽象的な話に加えて思い上がりの言い訳ですみません。

こういう話をやり始めてしまうと際限が無いので旅話の方に。

もうそろそろ月末が近くなりどこかの場所では見た目に風を感じる
頃合でしょうか。 うひゃは!もっとヤレヤレィ!と団扇を煽る
戯れ心が出てきまして。いやはや、もうどうでも構わんよの境地。

ココは自分の場所なんで思うまま。
犬や園児相手の話は別のところでやればいい、って。
そんなのと違う先達の人から色々と旅話のみならず今迄の体験話を
聞かせていただけるならありがたいことです。

ではまた いずれ 色々な場所で。

投稿: 庵主 | 2014年10月23日 (木) 20時03分

庵主さん、ちょっとお邪魔いたします。

ブラックジャック楽しまれて、そしてきっちりと勝ち逃げをされたようでお見事です!!
ディーラーと差し向かいの勝負はしたことがないので、感嘆です。
かなりやっておられるのですね。
私は自分で稼がなくなってからは止めてしまいましたが、ブラックジャックは好きだったので
なんだか懐かしくなりました。
私の場合は、集中して周りの音が聞こえなくなって頬のあたりがチリチリとするような感じに
なるのですが、うーーむ、あの感覚がちょっと懐かしい。
競馬とはまた違うんですよね。
・・・と勝手な感想を書いてしまいました。
それでは、また某所でー♪

投稿: cokemomo | 2014年10月22日 (水) 20時32分

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