« 2016年最初の目的は競技観戦と競技参戦。 | トップページ | 自分のテーマは食うことばかり?の高知、松山<2016.5.13-15> »

2016年4月30日 (土)

喰う、の台北<2016.4.2-4>

最初の週末からズル休みを絡めて新年度の開始。
2015年終盤近くから個人的な面倒事が多くて気分の
切り替えを図るには良い頃合いだったはず。
2016年に入ってからは主食が生野菜とオートミールになった。
たまには違うものを食わねば。それだけの目的ならば国内だって十分よ。

001

近年には珍しく数か月の内に随分と上京する展開が有った。

そうなると最古の旧友、羽無雲長氏にも挨拶がてら会って話をする事になる。
彼の奥方は台湾出身。普段に無い食事を主題とした本年度一発目の行先が
台北って意識になるのも自然な流れかもしれない。

002_2

目的は二つ。
現地のオークラで宿の中華屋は「桃果林」だそうな。
国内では好きなチェーン店だから北京ダックとフカヒレスープ。
そして昨今では国内価格高騰と食生活の変化から
すっかり御無沙汰の鰻重。今年になってから食ってないし。
そしてもう一つのテーマは迷想の方にもネタとした
S・KINGのDr.SLEEPをユルリと読む。

003

出発前夜、現地通の羽無雲長氏にMAIL質問すれば
実に多くの情報を送ってきてくれる。(後述)
だが自分の表現力不足で質問と回答方向は一致していなかった。
飲食情報について何か心当たりや印象深い店を尋ねたつもりだが
クラブ情報や路線が違う話で。しかし友情とはありがたいものに間違いは無い。

004

NH086中部国際0755-羽田0855 、NH853羽田1320-台北松山1545
前夜に支度を整えて朝は地元を5時前の高速バスで出発。
途中、羽田でしばらくの待ち時間。
東京で考えていた用事を済ませるには丁度良い。
機内では旅用膝下ボロズボンに着替えて。飲んでユルユルとする内に着陸だ。
距離的にも退屈しない程好い異国って感じだね。
到着が夕刻前であるのがまた好都合。

005

前回訪問したのは2014.5月。
この時は初回でもあり勝手が分からなかった。
今回はWEB予習して到着した松山空港で交通系カードを購入。
コンビニの買い物にも使える優れもの。

先ずは空港駅からHOTELS.COMにて予約した舞衣新宿なる二泊の宿へ。
最寄駅になる中山から数分。
台湾とくりゃ南国気分かと思いきや涼しいくらいの感じだった

006

荷を置いて身軽の気軽だ。面白半分からのサウナ探訪なんぞを。
宿至近にある金年華三温暖じゃなくて街角見物をしながらもう少し散歩気分で。
マカオあたりのそれと雰囲気は似ている様子でもあり、いささか地味な感じでもあり。
NT$200で晩飯はチャーハン。久しく米喰ってなかったからウメエ事ったら。
(客観的には普通の味)
価格は日本並か少し安い程度。だけどね、韓国みたいに副菜が何品か付いてくる。
とすれば価格対内容比はそれほど悪いもんじゃない。休憩室はしっかりしている。
睡眠区も日本のカプセルホテル風。短期節約旅ならこういう場所で宿泊もアリだろう。

007

宿に戻って手には酒、目には読書。
しかしそのままでは収まらないのが旅の高揚感というもの。

羽無雲長氏が語るに宿泊した林森地区は「歌舞伎町みたいなもんだよ」と言う。
繁華街には随分と御無沙汰だが、とすれば夜が遅いのも道理。
宿前の通りには何件ものクラブが連なりママさん風が店舗前で営業活動中だ。
話しかけられたら無視するのは失礼だろう。御話を伺う事になる。
(単なる冷やかしでゴメンナサイだ)飲み放題がJP\5000くらいなの、ってんで。
で、これまた羽無雲長氏の談によるとソコから様々な展開やドラマが生じる
可能性が有るらしい。

仮に言葉が通じても異国の暇つぶしどころか国内日常だって横に
娘を侍らすようなクラブの類には全く行ったことが無い。
相手から種々の情報収集が出来るメリットが有ってもそれ以上に
感覚として面倒臭いんだよね。一杯やるなら自分のペースで好きに
くつろぐ方が良いなあ。

008

少し歩けば腹も減る。
宿の隣が蕎麦屋で現地在の日本人が個人的にやっている様子だった。
そういう所は総じて高い。蕎麦自体は悪くなかった。
持参した「Dr.SLEEP」の物語は進む。と、いつしか気分よく寝てしまった。

009
 
 
二日目。 この日は故宮博物院を訪問するつもりで。
ただし本気で見学するならば「1日がかりだぜ」と羽無雲長氏は言っていた。。
ものの本に依れは収蔵物は70万点近く、常時展示数は2万以上らしい。
この位の施設になると趣味や興味の持ち方次第で「随分な早回し」か
「1日じっくり」いずれにもなるだろう。
 
予習に従い地下鉄、士林站からバスで現地までの乗車。
思うに旅先での交通系カードはホントに楽だ。
 
010
 
地下鉄下車駅ではバスの乗り場、系統まで案内した看板が有って迷わない。
最初は小庭園風の至善園に。傍らには改札係のオバチャンがいた。
博物院と通し切符を持っていないと現金払いで入場することになりそうだった。
昔の遊園地に有ったような三本バーを体でグルグルと押して入るやつね。
(だからNT$10小銭×2枚が必須)。
 
木造展望楼でしばしの休憩。耳に入ってきた観光客の声は関西弁だった。
そして「本殿」に。傍らには特設展示案内が出ている。
 
凡そ王侯貴族の宝物とは収集道楽や権力、物欲誇示が形に成った様なもので
庶民にとって実用的なものは何一つないはず。しかし十分な目の保養となる。
館内土産物店に並ぶレプリカを見るだけでそれは分かる。
 
011
 
さてと、、、大英博物館とは雰囲気が違うけれど賑わいは同じ故宮博物院。
入場券売り場の行列を見学してU-TURN。これでイイノカ? だけどそれでOK。
日本からの「距離の利益」とでもいうかなあ。 こういうのね。意識の道筋というか
縁を付けると表現するか。 とにかく下見気分だろうが来た事に最初は意味が有る。
実際、次回はここを本格の目的に1日かけても良いだろうと再訪を意識する。
 
食堂場所を見て思ったんだけどね。入り口で係が席に案内するのさ。これは普通。
しかし完全相席主義の様子でそういう但し書きが表示されていた。
昭和40年代に国内各地でデパートが出来た時に大食堂は相席が普通だったような。
混雑する観光名所じゃ尚更に当然だろうな。
食事は個人や仲間内での時空間を楽しむ場所でもあろうから相席する事が
憚られるのも不自然ではない。ただ露骨に嫌な顔する先着者にも稀に遭遇する。
自由席の交通機関で混雑しているのに隣席へ荷物置いてさ、「空いてますか」と
尋ねたら迷惑そうにする奴とかと同じ。何となくそんな場面を思い出してしまった。
 
012
 
戻りはバスで往路と同じ士林站。バス停で待つ娘三人組は韓国語の会話。
外観だけからは観光客の国籍が分からない場面が多い。
年代物と言う点のみ故宮博物院の展示物と共通性がありそうなマイクロバスが来る。
運転手が駅名を連呼して自分を含めた数人を乗車させる。
中途半端な立ち寄りとしたのは日程上の食事事情にもよる。
昨夜はサウナでチャーハンとしてしまったから目的の「桃果林」で北京ダックを
喰うならこの日の昼しかない。
 
日常の粗食反動か旅先での生牡蠣と北京ダックには
摂食中枢が刺激される何かが有る。
但し台北なら北京ダックではなく広東ダックと称するらしい。
(台中関係が何か影響しているのだろうか)
宿の前通りに店を構えていた***(名を忘れた)なる店は広東ダックの
名所らしく一週間前に予約してね、の案内書きがあった。
旅行会社のツアーでオプションにするならともかく、そんな面倒くさいことが
出来るもんか。しかし確かに行列繁盛ものだった。(増々自分には苦手)
 
桃果林はそれほどの混雑も無く先ずはワインなんぞを。
注文はフカヒレスープと北京ダック、じゃなくて広東ダック(だから
内容的には同類)
フカヒレスープは日本の桃果林が出す蟹卵入りで無く蟹肉と
小振りのフカヒレが丸ごと一切れ入っている。
 
広東ダックの方は。。。前回、初の台北や過去にマカオ、バンコクと同様に
店員から「一人で食うのか」と心配してもらえる。
中華料理の弱点は一人で楽しめない所だろう。
卓の横で店員姉さんが造ってくれる奴をホイホイとね。
土地によっては切り出した残りの肉を後料理で出してくれる。
ここでもそうだった。しかし流石に全部は食えぬなあ。。。
 
 
013
 
 
久しぶりの満腹感でユルリと足と身体の揉み解しでもして貰おうかい。
出発前に羽無雲長氏から現地情報、ってより過去の体験談らしきモノが送られてきた。
<以下引用>
<今大阪です。 @南京東路+林森北路 lots of girls
この交差点から、林森北路をone block 南に行ったところの右側(西側)に、
Cartierというマッサージ店があって、全身マッサージしてくれます。
仲が良くなれば、次回指名して更に仲良くなれます。
彼女たちは番号で指名できます。例えばNo. 123というように。
そして、その辺りの横道にはたくさんの日本式クラブがあって、
日本語のできる女の子がたくさんいます。少し高いかも。日本人相手なので。
そこで仲良くなる機会も有ります。レストランもその辺りにたくさんchoices があります。
最近行ってないので、変わっているかもしれませんが。
噂では、中国系の人達が一部店を出していて、ボラれるという噂も聞きましたので、
気をつけてください。何度も来ているという素振りで、上手くやってください。>
 
う~ん、、、なるほどなあ。。。自分でも何に納得しているのだか。
どうして二度目以降に御近づきになれるのか理解が及ばない。
それはともかくマッサージ店頭メニュー見ていたら引き込み役のマダムが
呼びかけてくる。内容的には日本の標準的な足ツボ店と変わらない。
つまり割高感がある。でもねクラブのママさん風の外観に惹かれて入店よ。
オッチャンに足の角質削りと足マッサージと角質取り、娘っ子には全身を
合計二時間ほど。
 
でさ、以上終了って時に娘の方が名刺を自分に渡すんだな。
不思議な事に携帯らしき番号と名前を貼ったシールのみ。
 
ピンと来たね。羽無雲長氏が言っていた店は名称が変わったにしろ
ココだろう。二度目に行けば云々、って物語のsynopsisが読めてきた。
 
街見物散歩から部屋に戻って持参本の続きをゴロゴロしながら楽しむ。
少々遅めの晩飯は鰻だ。京都屋とは宿近所の鰻店で台湾産ウナギと
堂々と看板が出ている。こりゃあ今回の旅目的なのだから地元産と
食べ比べてみないと意味が無い。
最近は食が細くなって鰻重では無く鰻丼と蒲焼にしている。
つまり飯は少な目、鰻は多目に。
加えて一品考のネタにした鰻重だけど好きだった何軒かは
昨今の厳しい経営環境からか店仕舞いしてしまった。
開店後しばらくは賑やかしいが午後も八時を過ぎれば待たずに着席できる。
ここでも鰻重の小と蒲焼の大。
 
昔にバンコクで食った鰻には失望したが台湾産であれ一応の及第点だろう。
確かに地元で食う鰻よりも割安だ。味の方は、、、そりゃ地元だけどね。
日本から持参のは空になったからコンビニで小さい「白酒」を。
ワインであればどの様な廉価版だって問題無い。
だが日本酒と白酒は上物であれば楽しめるのに安物は自分と相性が非常に悪い。
必ず体調を崩す。宿に戻ってから飲むうちにこれが原因かどうかは知らないが
トイレで考える人状態が何回か続いた。
 
夜も更けてDr.SLEEP上巻を読み終える。
窓をあければ。。。向かいの格子ベランダに女性の洗濯物が昼のまま。
みなさん、どういう暮らしをしているのだろうなあ。
 
014
 
帰国日の朝は9時近く。
普段の自分からすれば随分と寝坊をしたことになる。
この舞衣ホテル、朝食付きでシンプルな献立だが非常に気に入った。
初日のバフェ朝食にはキャベツ炒めが有った。
それはそれだけで何の変哲も無いが「ウマカッタコト」ったら!
余程に野菜中心食生活になってしまったのだろうか。
 
翌日は青菜の茹でモノ。安い食事だろうが連泊の客に同じものを
提供しないのは好感が持てる。 但し自分はキャベツ炒めを
期待していたので少々残念だったけど。
 
015
 
この宿、一人の予約なのに連泊の朝食券は二人分くれた。
場所柄から来る時一人、出る時二人なんて展開が有るのだろうか?
謎だ。
 
CHECK OUTで空港へ。地下鉄駅には記念イベント展示が有る。
早回しで運転席からの景色を流していて台北市内縦断体験が数分で出来る。
それと全路線列車の運行状況表示盤。タダの線を組み合わせたようなもの。
だけど自分にはプラレールを組み合わせて遊んだ昔を思い出す。
見ているだけでも飽きない。 
 
016
 
 
台北で松山、桃園空港に物足りないのは何か華に欠ける雰囲気であること。
悪くは無いが少し大きい日本の地方空港風だと感じる。
自分土産で佛跳墻のレトルトをね。本物は食った経験が無い。
とりあえず予習するつもりで買ってみた。
いつか自家製乾物を作る腕を身に付けたら暇つぶしネタとして
申し分ない本格のやつを作りたい。
 
017

 
 
フラフラと出かけて何をするでもなし。
旅行通の人から言わせると無意味&無駄だろうが飽きないんだよね。
台北は二度目の初心者として感じるのは「時間を惜しんで観光地巡り」
をするのとは違う「平常心で楽しめる街」ということ。
気が向いた時に気楽に行ってその内に台湾各地での体験にも期待よ。
 
<今回費用>
航空運賃
NH 0086 名古屋/中部国際-東京(羽田)
NH 0853 TOKYO/HANEDA - SONG SHAN
NH 0852 SONG SHAN - TOKYO/HANEDA
¥57980 マイル積算 2207 
 
台北 オークラでの食事代 ¥9818=NT$2816
(日本と比べたら随分と割安だと思う)
 
現地キャッシング¥34918=NT$10000
活動費用の万事、支払いはココから。
 
宿代二泊の朝食付きで¥21076(これは高評価)
 
総計で¥十二万チョイ。一応は順当なものだろう。

|

« 2016年最初の目的は競技観戦と競技参戦。 | トップページ | 自分のテーマは食うことばかり?の高知、松山<2016.5.13-15> »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2016年最初の目的は競技観戦と競技参戦。 | トップページ | 自分のテーマは食うことばかり?の高知、松山<2016.5.13-15> »