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2016年12月23日 (金)

食い物新発見で那覇<2016.12.9-11>

【動機は毎度に特別のことも無く】
普段に訪れない場所で興味ある施設の一つが水族館です。
泳げないくせに好む食材が魚介類というのが関係有るのか無いのか。
WEBサイトで早期の購入なら割引になる航空券を見ましてね。
 
地元から沖縄が¥8900だと。新幹線で上京すれば運賃は其の
三割以上となりますから距離に対する割安感は相当なものですな。
漠然とした旅頃かと思う気持ちが一層具体的な形となります。
ほい、決まり。今回の目的は久しぶりの沖縄で美ら海水族館としまひょか。
 
日程を決めるにあたり前回記録を読み直して「へぇ~っ」でしてね。
それは5年前ですがな。ロンドン五輪開催より前かい?
だいたいが10代の小僧娘ならば自分の余命なんて考えませんよ。
昔を懐かしむだってやりゃしない。現在を楽しむぜい!ってもんでしょうかね。
でもまあ、自分が知らぬうちに歳をとるもんだなあと実感しました。
 
001
 
【さあ出発。そして最初から転ぶ】
地元発は13:05。昼飯時でもあるし少し早めに空港で飯とするかなんて考えて
その日はズル休み。
 
朝からユルリと支度して正午前には余裕の到着であります。ボチボチ出発準備かね
という頃合いになっても全く案内話が進まないのに一抹の不安が。
地元発沖縄行は札幌から到着するのですが荒天で機材到着遅れだとか。
全く冬の札幌と台風時季の沖縄便はリスクを含みますねえ。
前に会社仲間と札幌忘年会をやった時。やはり1日ずれていたら欠航で
計画取り消しという場面がありました。 
 
実は今回も翌日は札幌便が欠航だったらしくギリギリのスレスレ。
12月上旬の北海道には何か降雪特異日みたいなものが有るのかもしれません。
結局、離陸したのは17時過ぎてからで国内外を含め5時間以上の空港待機は
初体験でした。
もう待つ間に飯屋でチビチビと飲めば出来上がってしまい。。。
那覇到着は20:30でありますよ。 こうなると何もこれ以上動く気にならないですね。
宿はモノレール旭橋の近く。晩飯は散歩圏内だからジャッキー・ステーキに
するかと行って見れば外の行列は40分待ちだと。退散でござい。
 
迷いながらの別店では30°古酒と表示されているのに何かユルイ泡盛で
海ブドウをつつきながら豆腐チャンプルで初日の晩飯は終了。
夕食前に宿へ入れってのは旅の鉄則だなあと思いました。
 
明日はレンタカーで水族館、のつもりが何となく気分がノリません。
初日から方針転換でありました。
 
002
 
【航空機座席よもやま話となるほど体験】
乳幼児連れ、車椅子を使う要介助者向けに大抵の場合、最前列座席は
事前座席指定を受けない状態となっとります。 
勿論、空いていれば変更、利用可能なのですが健常者の中にはその希望が
通らないと怒る人もまま居るそうです。
 
航空会社勤務の友人から聞いた話では随分と暴言文句を言う人も珍しくないと。
要求と不満の時代って感じですかね。
乗客がCHECK-INを済ませて締切になる時刻を過ぎても随分な遅着で
カウンタは業務中でした。
 
到着地から乗り継ぐ客への対応もあるのでしょう。
この日の沖縄行は出発以前から機材変更で元々の予約座席が別場所移動に
なっていました。
 
思う所有って最前方席への変更可否を聞いてみたらOKだと。
待合室には車椅子着席の爺様が単独旅の様子で空港係員の手伝いを
受けながらの搭乗です。昼の便が日没過ぎて自分も機内へ。
通路を挟んで左が自分、右が件の爺様という配置。
 
爺様は半身不自由で左手が全く動かない様子と足元も危うく。
単独でも航空機を利用せざるを得ない事情が有るのでしょうが機内トイレの利用は
本人、CA.の人にも難儀しているのが分かりました。
随分な時間をかけて席に戻ってくる時に飲んで不作法になっている自分。
「爺さん オイラも手伝うよ」と左側に立って手を貸せば 本人から怒られました。
動かない方の体を支えられるのは逆に苦痛になるそうです。
 
「じゃあさ、俺の肩を壁だと思って右でつかまりねえ」と自分の座席肘掛に座って
受ける感じ。
どうにか無事に爺様もご機嫌よろしゅう御着席。後から聞いた話では脳梗塞を
やった結果だと。
 
なるほど、気まぐれ親切だろうと当事者の具合については健常者の感覚では
絶対に気が付きませんね。
いずれ自分だって老親の手足となるか自分自身が誰かの助けを必要とする身になるか。
 
003
 
【漫然とした那覇一日】
水族館プランはどうなったのか?毎度のマァ次回でイイヤとなりましたとさ。
朝の散歩は国際通りでございます。名前は国際でも土地の土産屋と飲食店ばかり。
修学旅行らしき中高生の姿がやたらと多くてどの小物売りの店先は良い鴨が来た、
じゃなかった「上客団体だぜい!」と随分な愛想で商品口上を群れ歩いている
生徒に聞かせております。
 
モノレール一日券は便利で暦日じゃなくて24時間有効だから昨夜に買ったのが
そのまま今夜まで使えるのであります。市内を巡るにも程好い経路ですな。
昼飯は昨晩の行列に挫折したJ・ステーキハウスで久しぶり肉を喰うって感じが
嬉しいです。それと小麦粉を溶いただけの様な駄菓子屋レストラン的薄味スープ。
なにか懐かしい雰囲気。
 
フラフラ歩き夕刻には土地の姉さんと少々の会話となりました。
訪問場所の事は地元の人に聞けってもんでしょうか。
でもね、沖縄の人かと思ったら神奈川の厚木から来たんだって。ふう。
今年前半には大分で働いて翌日に熊本移動、って時にあの地震だったとか。
一日ズレたらエライ目に遭ったんだねぇなどと感心しつつそれよりか
この姉さん(全く日本人で自分よりも随分若い。30歳位だろうか。。。)の
流れ勤め話に自分の世界とは全く違う生き方と言うか何と表現したものか
驚きものだったのです。
 
普段の暮らしの中で耳にするのは不可能な話を他人様から聞かせてもらうのも
旅の面白さですかねえ。
小沢昭一氏が昔に旅先で出会った諸々の場面について、最近の自分はその時の
心境が理解できる気がします。はい、もうそれは一層に。
 
004
 
【侮れない沖縄海産物】
有名なのは海ブドウでしょうか。
魚介類については今まで特別な関心を持ちませんでした。
何と申しましょうか、、、「へん、熱帯魚なんか喰えるかい!」ってのに近い感覚です。
沖縄さん、ゴメンナサイ。 間違っておりました。
 
晩飯探しで宿近所に生け簀の店を見つけましてね。福岡の雰囲気を感じて入りました。
当然に最初は泡盛ですな。
 
005
 
「御通し」の貝は一見、毒貝です。(アンボイナに刺されて死亡した例は複数ある)
でも類似別種だったようでソイツがまた食感も味もウマイの!
貝物好きな自分には新しい発見でした。
 
006
 
それとセミエビなる伊勢エビとは趣異なる大き目のやつ。
これは福岡、博多で活イカと同じく重量による目方売りで活け造り。
いやもう、喰ってる間にさえエビの手が動いてスマンなあ、申し訳ないねえ気分です。
それでも味を賛辞して供養といたします。頭は後で味噌汁に。
さて寿司。参りました。 
 
007
 
結果寸評:沖縄で白身魚の寿司はステーキと共に一度は喰うべきものでした。
食事については「発見したなあ」という印象が強かったです。
 
008
 
【帰路の始めは空港から】
定刻13:25だからユルユルと帰宅できますね。
モノレール広告で見たのは丁度、日程が那覇基地航空祭の開催日で。
以前に地元の空自基地祭を見に行った事が有りました。それは自衛隊専用施設。
那覇は民間機発着とは別に自衛隊基地でもありますから寄り道場所には好都合です。
いやこれも興味深い時間だったの何のって。
 
009
 
目の前そのまま滑走路です。F-15Jの向こう側に旅客機が行き来している珍妙風景で。
屋台の喧騒に今風、娘グループの歌声。
そいつを突然ブチ破る二機編成のF15が展示離陸か本物スクランブル発進かの轟音。
これ各地で騒音訴訟が出るのも納得しました。旅客機とは別次元の音響で耳垢が音圧で
こぼれるんじゃないかという位のもので正にアフターバーナー。
尻から火を噴くってものでした。
 
010
 
惜しかったのは展示されていたチヌーク型ヘリ。
AAR-47というのは一種の検出器でその内部にある動作回路部分とパッケージ意匠は
自分のオリジナル作品。湾岸紛争以降に先人から引き継いでから考えたもの。
オスプレイに使われたのは知っていました。これにも搭載されていたとは知らず。
設置箇所は帰宅してから少しばかり後に調べて知りました。
ちょっと現場の実物を見てみたかったです。
但しそれがMADE IN JAPANだと承知している人はその方面の相当マニアでも
少ないでしょう。(装置全体は米国ATK社のもの)
自分は「技」とかアイデアなんてものとは別種のそんな用途自体に
何の興味もないのです。(70点の出来でしたが前世紀に後輩へ引継ぎ、現代では
その製品寿命は終わって今は別物になっているはず)
思い浮かべたものが形になって世の中に使われているということだけ。
これは自分で考えた事を自分の道楽とする旅の話に通じるものがあります。
 
011
 
さてホントに自分が搭乗して帰宅する時刻になって。
旅客機とは違う双尾翼のが前順番に。 これはスクランブルじゃなくて展示待ちですな。
012
 
【だからまあ、思うとすれば】
何年か前から訪問場所を整理して年末には一覧の記録としています。
そういうものが一つの総括ネタになるのですがね。
 
この前に行ったよなあ、なんて思っていたのですが今回が5年ぶり。
昨年に一度、韓国の任川から乗り継ぎで使っているけどこれは地元空港へ復路直行が
無かったから経由しただけ。
 
013_2
 
今回の訪問。
それは勿論、漫然と日々を過ごす内で違う場面を見るには面白かったです。
でもね。一番に振り返って驚いたのは「5年ぶり」ということ。
40代以前は毎日を無為に過ごして何ということもなく毎年が終わりました。
先々に楽しみが待っているならそこまでの時間は待ち遠しいというものでしょう。
しかし半世紀以上を生きてきて自分のこの先に何の楽しみがあるのかわかりません。
 
そして毎度の言い草ですが終わってしまった遠い過去は思い出すだけでも一瞬。
繰り返し、しつこいくらいに書くならば面白くも良い週末でした。
でもそんな場面で時間の経過。これは怖いもんだと思ったのです。

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