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2017年3月20日 (月)

毎度のFIS SKI JUMP W杯の観戦<2017.1.13-15>

【寒い】
2016年末までは暖冬傾向だったと思う。気候に関係ない寒い暮らし。
加えて年明けから普通に(?)寒波が来て冷えることったら。
 
それでも行くぜ!北海道!!
目的はFIS SKI 女子ジャンプ競技W杯観戦さ。
 
高梨沙羅選手が台頭して以来、一月中旬開催の札幌大会を
現地観戦するのが定番化した。
 
そしてやはり。たまには違う土地でウマイモノ~ってね。
 
001
 
 
【出発からまた遅延】
地元路線とすれば千歳→当地→那覇、逆の那覇→当地→千歳になっている。
ただ札幌発が当地経由で沖縄往復ではなく、聞いたところ「上り、下り」は
別の機材で四国松山→那覇→静岡→札幌と運行しているそうな。
この経路なら雪の影響ではなかろうが前回の沖縄に続きまたも
到着便遅れで出発が40分ほど遅れる。
 
札幌便なら毎回最安値の自由ツアーを探す。
週末二泊の往復航空券と宿代で¥40000なら釣りが来るようなやつね。
座席は当日に空席が有る限り、Up pointを使って前の方で。
 
今回は思うところあって空港での座席変更ではなく最初っからそういうのにした。
過去三回に隣席となった人は自分よりいくつか若いオヤジさん。地元にて求人誌を
発刊しているだけじゃなく北海道の食材関連事業もやっているらしい。
事前座席指定のシートマップでは一席だけ先客が居た。あっと再会かな?
なんて期待していたら別人で旅場面では予期せぬ会話相手が出来たり
あるいはアテが外れて少しばかりガッカリしたり。
 
機窓から海面に映された月光。そこへの道のようだ。
 
空港からJRも札幌へ遅着。
宿へ着くまでに耳が痛くなる。流石に涼風の極まれ方ったら。
おっといけない。油断すれば硬雪の足元がズルズルに滑る。
 
002
 
【定番化した晩飯。一種のルーティーン】
無事に札幌の宿へ到着できた。晩飯は前回と同じく決めていた中華屋で
紹興酒にピータン。蟹卵フカヒレスープ、焼鴨に半炒飯。
 
 
決めた店が有るという事は晩飯をどうしようかと考える必要が無くて楽だ。
 
連泊するなら新規開拓、店探訪は翌日で十分な気がする。
それにしても年々、活動力が低下していくのを実感する。
 
ただ喰った内容は何か今までと違う気がして戯れに人事異動か何かで
料理人が代わったのかと給仕に聞けばそのとおりだという。
(単に話を合わせるサービスだったか本当かは知らない)
 
003
 
【目的。競技開始】
宮の森シャンツェまで。流石に冷える。陽光眩しくとも気温は-9.3℃だと。
観て楽しむならTVの方が絶対に楽だし分かりやすい。
自分には応援というか興味深い選手が居る。
 
立ってスタートするフィンランドのKYKKAENEN。
 
004
 
納得した時にグッと拳を握って、不満足ならカメラに親指を下げる
ロシアのAVVAKUMOVA。

007
 
気になるドイツ勢は多い。コンビニ漫画で「ヒトラー」水木しげる作を読んだ。
欧州の中でも何か違う雰囲気の国だと思う。
 
005

リヒャルト・シュトラウスの曲で「ツァラトストラはかく語りき」ってのがある。
元はドイツの哲学者、ニーチェの著作。この「ツァラトストラ(ZARATHUSTRA)」
とは拝火教=ゾロアスター教のドイツ語音であるそうな。
日本の国宝第一号、弥勒菩薩は梵語(サンスクリット)のマイトレーヤの
漢字表記とかで、マイトレーヤは古代イランのミトラ、あるいはミスラから
来たそうな。聖徳太子の飛鳥時代に日本は既にモノの伝播で汎欧州地域と
関わりを持っていた事になる。(by 静岡文化芸術大学 名誉教授 川勝平太)
 
全く旅先場面で目にするものは突然にそれとは無関係なものを想起させてくれる。
 
競技見物に戻らねば。
 
現代では女王、高梨沙羅と競う為に欧州連中が日本に集う。
 
注目はノルウェーのMAREN LUNDBY。アプローチからバタバタとスキーを
動かし空中での手の動き。緑のジャンプスーツを身に付けて
「落ち着かないカエル」が強引に宙を飛ぶってなスタイルが好きで。
それに結構、可愛いじゃんって好みでもある。
(この一枚、コッチへのカメラ目線だし)
 
006
 
この原稿を〆たのは三月も半ば。既に現地観戦から二ヶ月が経過している。
 
今シーズンの躍進というか飛翔頭は伊藤有希だったかもしれない。
前シーズンにライバル、実力者だったダニエラ・イラシコシトルツは
勝った時の伊藤について「その表現力が好きだ」と言った。
高梨についてはロボットの様でもう少し感情を出したら良いのに、とも。
間違いなく高梨はこの競技で頂点に立つ一人であり応援するけど。
ソチ五輪の時は開会式に参加せず練習していたそうな。。。
 
競技者の鍛錬は自分ら別世界凡人とは全く違う。
でも、それで、ホントに良かったのだろうか。そんな気がするんだよね。
結果としてソチではメダリストにはなれなかった。
 
自分は筋金入りの鉄骨怠け者で絶対に自分のスタイルは崩したくないし
逃げる時には勝手に逃げる。やる時ゃアやるよ。でも、やらない時にはやらない。
人間がやること万事、その能力ってもんがあるだろうが発揮するにも
精神的な要素だって必ず関係してくるはず。 
真面目すぎるってのは時として弊害を呼ぶと思う。
 
008
 
【日頃と違うから旅場面】
二日目の晩飯。「すすきの」で何となく雑居ビルに。
 
個人経営らしき店に入ってみれば日常、自分の居間より狭い店内は
上手く掘りコタツ風のとカウンタ席が配置されて「あ、いい感じだな」
って思った。若夫婦が二人で商売している様子。
 
客は地元の人たちばかりだったような。自然な流れでいつしか互いに会話を。
チェーン店や企業組織と違う店は何か面白いものがある。
惜しいのは場所を記憶しているけれど店名は忘れた。
それでも来年に再訪するかも知れない。
献立の中から目にすれば当然に(?)生牡蠣。
北海道で有名所は厚岸かと思っていた。でもこの店のは「サロマ湖」からだって。
地元にも汽水湖があって牡蠣は養殖されているが買おうとは思わない。
うん、なるほどサロマ湖のやつはそう悪くなかった。
 
でさ、最近の自分。スケベ心は維持できても体力が追従しない。
それだって旅先ならば土地の娘から四方山話を気楽に聞いてみるかって展開がある。
随分前からネット漫画カフェで無為に休日をいつもより早起きして過ごすんだよ。
そこではこの頃「闇金うしじまくん」とか手にするのさ。
現実にそんな世界があるんだろうな。
てか現実をヒントにしてそういう話が漫画になるんだろうけど。
(内容的にはキワモノなんだけど泣ける所もある)
 
奇麗事だけが世の中じゃない。
20代後半になっただろう歯並びの悪いインタビュー相手が言う。
「アタイネ、中学でて16からキャバクラやデリヘで働いてたの」って。
それって児童福祉法を無視してるし。もとより「自分の毎日」とは別次元だ。
なんだろうなあ。若いってのはただそれだけで何の可能性もあるだろうけど。
その可能性という先がどうなるのか誰にも分からないだろうし。
 
葉桜に 盛り姿を 懐かしみ BY 庵主
 
良かった頃に気が付くのは終ってから、ということかもしれない。
これからの若い衆が。後から良かったと思える現代かどうか。
それは自分の知った話ではない。  
 
ああ、そうだ。この競技ではスロベニア、ドイツあたりを筆頭として
高梨に続く十代の選手が台頭しつつある。
土壌が豊かになれば観戦という形で収穫を楽しむ方にもありがたいものだ。
 
ついでの話。
帰路の便は悪天候の影響から機材の手配が出来ずに欠航となった。
だから羽田到着にして。この程度のアクシデントなら単なる旅の思い出。
 
昨秋に更新のクレカが届いた。そこには保険の説明冊子が同封されていて。
昨年暮れの沖縄行きも札幌からの便が4時間以上の遅延。
後日になって知ったのは、こういう4時間以上遅れの場合に待ち時間の
食事代がクレジットカード自動付帯の保険から補われるという事。
知らなかったから放置したまま。
 
遅延、欠航による費用補填の他に携行品盗難や医療。賠償費用や
最悪は本人遺体輸送となる場合についても。
クレカを持っているなら付帯する保険内容は熟読して損は無いと思う。
 
自分の場合、定期預金どころか財産の類を持っていない「健全な其の日暮らし」状態だ。
それだって万一の時には死亡退職金、企業支給の保険、遺族年金。自社株や
普通口座の始末、その他の相続案件が出てくる。
親以外の法定相続人は妹だけになる。なんとなく今のうちに「事後処理」の
手続きマニュアルでも作って送っておこうかと考えるようになった。
 
俺がこうしてやっている暇つぶしとは何だろう?
それほど文句の無い日常生活の退屈から単に逃避だろうってのは承知している。
 
自分がやる事、一々に理由は要らない。
だが面白半分で動いた所でそこに攻めは無くても守備がなっていない。

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