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2017年5月 4日 (木)

イタリアは街歩き後にサヨナラ。アドリア海で一夜の宿よ。<2017.4.17>

どうやら時差ぼけは無い。
気持ちの良い早起き。寝ている間に携帯も充電完了。
 
元々、旅用のコンセント変換器を持っていなくて持参するのは
携帯のUSB端子ケーブルのみ。
この頃のTVは全て液晶になって、宿のやつすら裏側を覗くと
各種端子の中にUSBがある。便利だなあ。

000
 
旅先の早起きは一時間の得。
夜半からポソポソ降っていた雨は消えて快晴さ。
朝食を済ませて街中散歩に行きましょか。
 
001
 
この宿の朝飯は悪くなかった。昨日のミラノと大体同じで
ハム、ソーセージ、チーズの種類は多い。
地名からボローニャ・ソーセージに少しばかり興味あったものの
普段から加工肉を食う習慣が無いので献立に並んでいたか不明。
で、スモーク・サーモンの代わりにソードフィッシュだった。
少々残念ですな。

002
 
ボローニャは歩道の上に建物がある、ってか建物の下に歩道を
作る構造があちこちで見られる。雨降りの時には便利だがなぜだろう。

003
 
そして古びた聖堂ね。でかい。

004
 
横の路地に回ってみれば別の店舗兼住宅が「ベタっ」と密着している。
建造された時代は全く別のはず。どうやって建てたのだろうか。

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境界も定かではないが日本だって寺の坊主が副業で幼稚園や
賃貸し商売している例が有るので、聖堂の場合も所有者が同じなら
問題無いのだろうけど。

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しばらく歩けばまた教会。
ん?同じ宗教路線だが聖堂と教会の違いは何だろか?とフト、思う。
最近は疑問なり好奇心が湧いたところで深く調べたり考えなくなった。
バカになっていく一方だな。

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教会前には一つ高いところに石の箱のようなものが置かれている。
こりゃ何だろか?旅先で目にするものには謎が多い。
連想的にインディー・ジョーンズ初作を思い浮かべる。
とすれば下手に中身を見ない方が無難、となるわけだが。

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今旅全般にいえるんだけど。

009
 
携帯へ保存した大雑把な地図で街の配置を見て動く、だった。
特に目的も無いまま適当に歩いて塔と遭遇。

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でね、笑うセールスマンに出てくる「BAR 魔の巣」風な古木の
扉には4/18から7月まで改修休止みたいな貼紙がある。

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へ~、という事は本日が最終日かねと思う内に管理人らしき人が来て
扉の鍵をガチャガチャと開ける。こいつは絶好のタイミングで一番乗り。

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とにかく階段。
外の景色が見えないのでどこまで登るのだろうって雰囲気だ。
 
いつもの職場は三階だからそれ以上を一気に進む鍛錬はしていない。
途中で後続連中に順番を譲る。足はともかく呼吸機能の低下を自覚した。

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自分のイメージとしてこれは The Tower of Druagaだった。
だが名称は Asinelli Tower と呼ばれるらしい。
 
事前学習抜きだったので存在を知らなかったがBOLOGNAには多くの
塔がかつて建てられたとか。そして斜塔ではPISAが有名筆頭だけど
この塔も傾いているそうな。それには気がつかなかった。
モノの本では490段らしい階段消化で精一杯。

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塔頂部からの景色は市街地一望で十分に堪能できた。
これは体験できて良かったな。
 
降りる時には随分な人とすれ違い、外では行列。
木製階段への負荷を避けるための入場制限だろうか。
偶然ではあるけれど本当にツイテタ。
時刻が少しずれていたら未体験のまま終わったと思う。

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あとは「運動後の一杯」で朝から路上ワイン。
さあて宿に戻りシャワーの後はCHECK-OUTだ。
この宿はHOTELS.COMで予約時に支払い済みだったけど
税として更にEUR2が現地で必要。

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フロント姉さんはイタリア美人で日本語も出来る。
うひゃ!綺麗な日本語を話しますね!と世辞を言えば
(でもホント)照れる言葉と様子が可愛いねえ。
日本に好意的な関心を持つ異人さんはありがたいなあ。
こちらも気分良く次の場所に行ける。
 
ANCONAへの列車には一時間以上ある。しばらく街歩きの後に
昼飯の店は前夜に決めていた。

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メニューにはサーモンのカルパッチョってのを見つけていて。
そして自家製ソースのボロネーズかSPECIALITYのカルボナーラか。
これは随分と悩んだ。下見の目撃例から量的に両方は無理。
 
ここまでイタリアのパンにはそれ程の興味は無かったのに
紙袋でザラッと出された奴には直感に訴えるものがあった。
事実、これも良かった。

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向かい席には欧米人らしきカップル。注文したのはピザで
昨夜と同じく、どう見ても12”(2.54×12cm)以上の直径だ。
男の方は自分より1~2”程度は身長がデカイかと見積もった。
女性が1/3程度食う内に皿を空に。喰いっぷりには負けた感じ。
 
さて自分が注文したカルパッチョ。大き目の皿だけど瞬間芸で
喰ってしまう。期待を裏切らない。いや、ホントにウマイ!
しばらくすると空腹感が一層に加速する。不思議なものだ。
と書くうちにワインは二杯目が空に。えい!もう一つ頼んでしまえ!

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葛藤の末に選択したカルボナーラの仕上がりが遅い。列車の時刻が
気になる頃にようやくね。黒胡椒がまた良い刺激で旨かった。
 
イタリアってのは昼飯から時間をかける国柄なのだろうか。
早足で駅まで。あと5分遅かったらOUT。
駅のトイレはEUR1なり。(冷静に考えたら列車内で良かったっけ)

020
 
う~ん、、、車内でワインは、、、もういらないなあ。。。
アドリア海に沿って暫くすればANCONAの街が近くなる。
トイレに行っている間にホームに到着寸前で、この辺がイタリアの
適当加減か。遅れもあれば早着もね。

021
 
フェリー乗り場には駅舎を出てすぐ左の#20系統バス。
でも時間は有るし荷は少ない。好天とくれば緩々歩こうかい。
 
CHECK-INの乗船券引換所までは歩きながら道草しているような沿道
風景を楽しみつつ超スローペースで40分。普通なら20分以下だろう。

022
 
イタリアはね、欧州の中でも独自の芸術観を持ってると思うよ。
道端の広告ポスターらしきもの。
 
これは一体何を主張しているのだろう???暫く足を停めてみたって
自分はイタリア語を理解できないから想像力に頼るしかない。
それだって分かるもんか。ホント、旅先場面では唐突な謎に遭遇する。

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先ずは予約した印刷物からCHECK-INと乗船券を引き換えに。
ところがね、フェリーだから車と一緒の利用客を前提にしているのか。
駅から徒歩で行くと非常に場所が分かりにくい。
 
偶然にWEB事前調査で体験者記事から到達方法を目にしていた。
これが無かったら随分と苦労していたのは間違いない。
もしかして1時間以上は無駄に辿り着けなかったと確信している。

Ancona
 
①駅から港方面に左側を歩き高架道路を過ぎたら最初の逆V時を
左に入って港湾沿いに。
 
②黄色い壁の建物を正面に見てそいつの左側端っこには金網フェンス
裏口風の歩行者出入り口がある。その先、駐車場前の建物。
 
そこで運行会社別の窓口(自分はSNAV)へ行って印刷したPDFの
予約表と旅券を見せるだけ。部屋番号が示された乗船券を貰って
乗ったらレセプションで鍵を貰ってね、と。
出国審査は18時からだと。

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書けば簡単だが地図だけで情報が無い初回訪問者には厳しいと思う。
 
そこから船着場までフラリユロリとまた暫く散歩する。
途中には古風な建造物で何かの展示館だった。

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ここでの紹介ポスターは昔に何処かで眼にした気がする。
何だっただろうか?と興味を惹かれて行って見れば入り口の行列さ。
だから、まぁ、こういう状況では毎度と同じく退却ね。

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乗船場には気になる小型車。SMARTというブランド名だったか。
自分のも二人乗りで車長は3m以下の小さい奴だが現地では何回か
見かけて気になっていた。

027
 
港には周囲平坦より丘が似合うと思う。そして教会か聖堂らしきもの。
(だからその違いは???)つくづくイタリア風景だと思う。
少しばかり類似性があろうと長崎ではない。
 
フェリーは想定外にでかい。楽しみだ。乗船時刻が近くなり
出国審査のドア先頭に並ぶ。と、バスの団体さんが到着して。
遂に中国御一行様と遭遇することになった。

028
 
旅場面だから普段と違う出来事ばかりさ。
自分は齢重ねるにつれ短気、感情的になる時があると思うよ。
 
けどね、旅先だから気分が違う。とりあえず寛容になれる。
失敗や不快感があろうと立腹するのは珍しいはず。
今回は。おそらく初めてじゃないかな。こんだけ頭にきたの。

029
 
案内で聞いていた18時じゃなく出国審査開始は19時以降の
1時間以上遅れ。後ろには随分な行列形成。
これは事前学習によりイタリア風と納得出来ないことも無い。
何かの手違いだとすれば仕方ないだろう。
 
ようやく開門だよ。
手荷物検査場では係員が自分を囲み、荷物を全部見せろという。
そういう経験は過去にもあった。軽く考えていたら背荷物内の個別梱包や
ポケット全部を開封して並べて出せと。
一応は英語で言ってくるけど高慢な態度にもカチンと来たね。

030
 
いや、ほんと。一週間分の荷を収納するのに苦労した。
机の上にバラバラにして日本製ポケットティッシュまで
個別に披露だぜ。業務上の必要性より相手の態度に怒った。
 
横柄な係員は何かイタリア語で壁を叩きながら言う。
分かるはずない。自分も真似して即座に壁を叩きながら。
I'm a citizen of Justice. 「Knock on wood!」
(「」は皮肉の気分で)


031
 
結局、お前はハンマーを持ち込もうとしているのか?だった。
んなわけ無いだろ。何が嬉しくて旅道中にそんな重いものを。
 
ありがとうでも失礼しましたでもなく。行って良いって。
なぁ、礼儀作法として一言忘れてねえか?だ。
こっちが即興の歌詞は日本語で相手を罵る内容で
陽気に謡いながら、再荷造りすることになった。
 
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とにかく無事に乗船できた。
 
033
 
船員というより宿屋のボーイさん風のが部屋まで案内してくれる。
窓が開かないのが物足りないけど寝床としては上出来だ。
 
034
 
最上階デッキ。隣の船が目線より低く小さく見える。
で、待ち時間の間に見かけた白人女性。ふとね。視線が合ったら
良い笑顔で微笑んで会釈してくれるんだなあ。
 
自分が他人と会話を楽しむ語学力があれば話しかけて色々と
面白い旅話を知ることができたかもしれないが修行不足の実感さ。
 
035_2
 
ただね。人間関係の始まりは語りかける、からじゃないかな。
得るのが機会。捨てるもんじゃないのだろうけど。こりゃ難しい。
 
船は動き出す。出航は30分遅れで。BARで一杯、と思ったら
ボトル販売。晩飯の代わりに一本さ。EUR7.20は安い。
日本だって1COINワインはあるけど。それ以上に良い感じ。
 
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唯一の懸念は出航遅れ。到着のSTONでは1時間の乗り継ぎ。
あれだけの行列を処理する出国審査官のせいだろうか。
と書いてみても仕方ない。
 
答えは簡単だ=明日になれば分かる。
一服する屋上での風が冷たいったら。
 
部屋で飲めば晩飯もいらんな、の気分になる。
往路の航空機内で貰った非常食用の煎餅と今朝の宿で
ポケットに入れたクラッカーで終了さ。
 
037
 
ボトルを空にして寝よう。22:45なり。

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コメント

ややや! cokemomoさん、ご無沙汰しております。

訪問いただいて「こりゃ嬉しい」だったのに自分が何となくアタフタしてるうちに
随分と返事が遅くなってしまい。。。 これも庵主の性分で許してね。

G.W.は昔話。これで5月は半分消化。
時間の流れと自分の感覚が一致してないんだよねえ。こんな調子だと夏が来るのも去るのもね。
全て気がついたらいつの間にか、ってなるのかな。

ところでcokemomoさんは庵主と入れ替わり(?)で遠征を無事に終了された様子。何よりです。

ルフトハンザあたりでも個人的な旅程と無関係にストを打つ場合があるしアリタリアなら
噂が出てきた時点で
その先は読めないでしょうね。
でも「どうにかなった」ってのは一種の旅運に恵まれているかも知れないですよ。

確実に言えるのは本年まで自分には未踏地だったイタリア。
何が面白いのか知らんから分からん、だったけど。
こいつはもう一度行くかな、で良い下見が出来ました。

パスと接続待ちを無視した所要時間と誰もが調べられる地名だけしかないフカシ話より
現在に活きた体験談ってのはそれ自体が旬の旅メニューです。

どれを喰ってもウマイはず。しかしどれを選ぶか迷ってしまう。
そんな感じかなあ。

先ほど自分はBKKから帰着しました。次の一本は決まってます。
「あっちのリゾート」記事は勿論、帰宅後すぐに読みました。

休暇制度の都合から特に目的がある弾丸的なもの以外では
半月以上の欧米は2021年の勤続表彰休暇まで無理でして。

はい、それまで皆さんの体験談を蓄積したいと思ってます。
またよろしくね~!


投稿: 庵主 | 2017年5月15日 (月) 18時59分

こんばんは。
楽しく拝見しています。ジェノバ、フィレンツェの駅、ボローニャ。人それぞれに語ること写すことが違うので、通ったことのある街がとても新鮮です。ボローニャ、塔に登らなかったのを今更少し後悔。
ポルティコは、そっけないもの、古い時代の木製に色あせたフレスコがかすかに残るもの、豪華絢爛なもの、いろいろで見て歩くのが楽しいです。新潟の雁木作りの商店街を思い出したりもして。
まだ見ぬ憧れのアンコーナから先もとても楽しみにしています。
ところで、イタリアの車窓は汚い・・・長靴のカカトのプーリア州ではどこまでも続くオリーブ畑の先に青い海が見えて美しい景色を堪能できるはずが、実際はモノの輪郭すらはっきりしない汚れっぷりでした。
ジェノバ〜ピサ、綺麗に見えている写真を出してくださったのだろうけれど、私の馴染みの山陽本線広島〜岩国間といい勝負(笑)。
あの人は絶景の基準がかなりアレですね。

投稿: cokemomo | 2017年5月 4日 (木) 22時33分

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