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2017年5月 6日 (土)

偶然のTV番組で知った MALI STONの生牡蠣 <2017.4.18>

<最初から何の演出かって>
 
♪人生 楽ありゃ苦もあるさ  涙の後には虹も出る♪
 
、、、TV 水戸黄門のテーマソングね。
 
現地で歩きながら歌いましたよ。
 
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<それはそれとして初めてのクロアチア>
と。目覚めた場所はANCONAからクロアチアのSPLITに向かう船内。
何時かな?で時計は六時過ぎで快眠だった。
 
相変わらず外が寒いこと。
この旅の同じ週に麻雀仲間の部長は欧州出張で自分とは逆のMUCから
入国で帰路はFRAだったそうな。
「寒かったよなあ」って感想に同意だ。
海上でコレだけ冷えるならスイスの方とかどうなっていたのだろう。
但し昼夜の寒暖差が大きくて日中に好天なら何の文句も無かった。
 
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一服の合間にも陸が近い。
はて?時差はどうだったかと思ったが一応は欧州中部時間で時差無し。
 
それにしても船中雰囲気が変だ。  え”? もう接岸するの?
遅発だったのに定刻07:00前から随分と早い到着で06:45に下船する。
アタフタと荷をまとめている時が「忘れ物ゾーン」なんだろうな。
室内を二回確認して本日の行動開始だ。
 
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最初は入国審査。
イタリア出国時と違って手荷物、税関の検査は無い。
旅券にスタンプを押す官吏も見た目に好印象だった。
 
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次に必要なのは現地通貨の調達さ。
クロアチアではクーナ(Kr或いはHRK)というのか、EURとは違う。
 
手元に残ったのはEUR120。こいつを最初に見かけた両替屋にて
現地通貨にする。為替のレートは全く見当もつかない。
EUR120 → Kr852だった。\120/EURとすれば \16.9/Krだ。
まあまあの線かね。それとATMからCHASHINGでKr500を調達する。
 
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船着場近くには幾つかの軽食屋に両替屋がある。
調達金額が¥数万程度ならレートは気にせず手っ取りばやく
現地通貨入手を考えた方が良いだろうね。
 
本日の昼食が旅目的なので朝飯は自粛する。
昨日の昼からロクなもんを喰っていないがマァ良かろうの気分。
 
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<難度が高いクロアチアのバス>
異国、特に欧州の鉄道サイトでは国を跨いだ列車時刻や経路の
情報が非常に分かりやすい。
 
反面、これは自身の調査能力に問題があるのだろうがバスには
苦手意識を持つ。
 
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クロアチアの移動手段にバスは外せないので結構、苦労した。
何社かが運行しているらしく一つのサイトだけ見て判断するのは
不完全だったり。
 
都市間バスは大型で日本で見た記憶が少ない中央部に扉が
有るやつだったり。これは国内夜行バスで似たようなものがある。
但し座席周りはそれほどユッタリ感は無くて日本の4列シート
みたいな印象だった。
 
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そして問題はトイレだ。中央階段横にあるけれどザグレブから
ブダペスト行きのでは故障なのか使えなかった。
最初にSPLITからSTONの入り口へ向かう時に使用する客は無く
(あくまでも「非常用」なのだろう)用事を済ませるのは
途中の休憩停車の時が主流になるかね。
 
さあ出発。
事前に購入印刷していたPDF乗車券を見せる。
運転手は幾人かの名が記されたシートと照合する。
自分の名だけ横に25という数字が有って運転手は「あんたは
25番の席だよ」と。既に乗車が始まっていて車内は残席僅か
だった。なるほど自分の25番は空いていて無事に着席する。
バス会社だか現地サイトで南下路線は右側席が良い、という
「注意書き」があった。自分の場は左側。
それでも旅気分に文句なし。
 
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どういう仕組みだか知らないがWEB購入のPDF券にも座席は
確保されるが指定は無い、って趣旨で記されていた。
 
最初っから満席以上に立ち席客も居る。途中で乗る客も居て
長距離なのか市街路線バスなのか、ってもんだった。
 
この会社の乗車券はWEB購入で正本とCOPYの二枚構成。
COPYも「何となく」持参していた。
でね暫く走ると車掌みたいな人がCOPYをよこせって。
帰宅後にPC保存のを見たら確かにコピーを乗務員に渡すこと!
って注意書きが有った。
油断しているというか守備がなってない自分。
もしも持ってなかったらどんな展開だったのだろう。
 
途中の軽食休憩で20分。乗車時間とトイレの関係からすれば
飲み物コントロールは重要課題だろうな。
 
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バス会社と車両種類にもよるだろう。路線や行き先が前面に
電光掲示もあればフロントガラスの隅に紙一枚のも。
(今回のはこれだった)
待ってるバスが来たか、と思った時に観光バスか路線バスかの
区別がギリギリまで判別できないかも。
 
やがて国境。SPLITからDUBROVNIK方面に向かうなら一旦、別国を
通過して再度クロアチアに入ることになる。
 
検問所らしき所で係官が入ってきて各乗客のパスポートを見る。
これはホントに見るだけの単純作業だった。
 
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やがて事前学習にて覚えていたSTONの入り口になるSTON MAG.の
バス停が見えてきた。  と、アクシデント。
 
運転手は停車する気配も見せず通過するじゃない!
 
2秒後にはとっさに叫んだよ。「STON MAG. STOP PLEASE!!」って。
周囲の乗客が自分に注目する。 構っていられるか!
ここで降りなきゃ夢の中でさえ後悔にうなされるはずだし。
 
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暫く先の場所で下ろしてもらう。
元のバス停に戻るまで2分くらい余分に歩いた。
 
乗車券には降車バス停が記されているけれど十分に有り得る話だ。
運転手には保険の意味でも目的地を事前に伝えておくべきだろうな。
事実、過去に一度だけ中部国際空港から帰宅する高速バスで
似たようなのを食らい、東名高速の路側帯で降りたことがある。
(バス停通過する時に降車案内のアナウンスを流しやがって)
 
は~!本日の第一関門突破って気分さ。
途中に道路工事で交互通行から定刻11:55の到着は12:10だった。
 
 
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これまた事前学習だとギリギリでSTON行きのバスに接続するかも
しれないはずだったが無理だ。それとて確信が無い。
クロアチア初心者の自分に分からん事だらけよ。
ならばどうする? 心は決まっている。 歩く。それだけ。
 
Ston
 
幸いな事に距離はそれほどでもない。天気は十分。
ホントにね。ここまで青空に恵まれた。俗説として「日頃の行いと
天候との因果関係」は完全に否定できると実証した様なものだ。
 
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<直感に裏切られなかった目的地>
直線距離で3km半チョイ。道のりは4km少々だろうか。
こればっかりは分からないが正直なところ、雨じゃなくて良かった。
何キロか先に名物城壁が見える。遠い風景だ。
クロアチアは右側通行。
線一本の路側帯表示のみなら対面になる左側を歩くのが安全。
すれ違う車は多くなかった。同時に途中から疑問符。
 
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降車したSTON MAG.にはバス停を意味するシンボルマークがあった。
しかしそれだけ。運行情報や時刻表自体が無い。
そして道中の1時間に追い越されたり、すれ違う乗り合いバスは無かった。
つまり一時間以上で一本のペースなのだろう。何か事前情報と違う。
交通事情には心の中で「???」感覚が出てくる。
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バスの定刻は11:55。下車して実際に歩き始めたのは12:20。
道端の看板にMALI STONの文字を眼にしたのが13:15で良いペース。
 
Vila Korunaというのはトリップアドバイザで眼にしていた店。
ここでの昼飯。
 
日本人の中には酷評があったけど多分、国産の真牡蠣と
西洋の岩牡蠣が区別できなかったのだろうと想像した。
 
正直、この地で岩牡蠣の旬はいつなのか知らない。
見た目とすればもう一つなのは客観的な事実だが味というか
質として文句を言えるわけない。
身の肥え方に希望したいところがある。だがそれでもウマイ。
 
生牡蠣について(季節もあるけど)シドニーの海鮮市場には
随分な評価をしている。それを目的に再訪したこともある。
 
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MALI STON、STONの場合は他にも幾つかの店があるし宿泊施設だって
整っているから再訪する価値があると思う。
問題は辿り着くまでの交通経路だ。これが難しい。
 
ムール貝のスープとパスタ。そして半ダースのお代わり。
再度1ダースでも良かったかと惜しむ気持ちが後から。
 
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会計はKr380くらいのところをKr400置いて「御馳走様でした~!」だ。
土産に現地の海塩を貰う。食事客へのサービスになっているらしい。
と、店を出ようとしたら店主らしきオジサンに引き止められる。
LONDONらしい壁の写真を見せながら牡蠣の解説と食卓で見た
小皿代わりの貝もくれる。
余程に牡蠣好きの客と思ったのだろうか。(事実上、そうだけど)
 
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時刻は14時半近く。
目の前には城壁があって1kmほど先にはSTONの町がある。
見物ともう一軒ハシゴしたい気持ちが何処かにあった。
でも時間的に無理。
 
往路の状況からすればMALI STONにバス停が有ったけど時刻は
不明確で、どうも自分の事前調査はアテにならないと判断した。
SPLITから下車したDUBROVNIKへの幹線道路なら見込みがあるだろう。
 
仮定が正しければ今から歩いて戻っても16時前に一本拾えるはずだ。
ということで来た道を緩々と歩き出す。
 
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それにしても海の青さが良い。浮いているのは牡蠣棚だろうか。
こいつと比べたら申し訳ないが浜名湖のは喰えんなあ、だね。
 
気分の余裕か風景を楽しみつつ勝手に歌も出てくる。
だから今回に冒頭のヤツだよ。そういうことさ。
 
歌はイイねえ。しかし歩かねば。。。
 
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<やっぱり自分には訳が分からぬクロアチアのバス>
戻る道半ばでSTON方面へのバスとすれ違った。
事前調査と同じく15番系統の表示はDUBROVNIKからのだろう。
とすれば往路に歩いた自分の判断は正解だったことになる。
 
そしてSTON MAG.に到着。ココは方面別=SPLIT、DUBROVNIK、
STONへ三つのバス停が分散している。
STON方面のバス停横は道路から少し入って木々に囲まれた絶好の
立小便POINTで往路に世話になった。(多分、誰の役にも立たぬ情報)
 
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でね。欧米系らしき娘さんがバス待ち顔なのさ。
少し気になって「バス待ってるのかい?」と話しかければ
「逃したかもしれない」と。「うん、多分そうだね。自分は1時間ばかり
歩いて戻ったけど。さっきすれ違ったよ」の話に納得したのか
どこかへ行ってしまった。
 
この娘さん、手ぶらで旅行者にも見えたし、そうでもない様で。
何者だったのだろう。どこへ消えたのだろう。
 
15時半頃にバス停着。先刻にすれ違ったバスを待っても来る気配は無い。
待つ間にも空模様が怪しくなってくる。
16時頃にまたも15系統のがSTON方面に行く。
 
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バス停に乗用車で送られて降りた女性に続いて一台のがようやく来た。
DUBROVNIKと表示されている。
女性が乗り込み自分も乗車、と思いきや運転手が言う。「切符は?」
持ってないと答えれば「No. TICKET ONLY」だって乗車拒否。絶句だよ。
だって切符売り場なんか周囲に無いぜ。。。
 
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16時20分過ぎ。
風が強い。雨になりそうな雰囲気。そして体感温度は寒い。
ここまで旅制服のTシャツ半袖革ジャンだったのに重ね着して。
う”~、トイレにでも、と思っていた時にまた1台来て降車客が居た。
入れ替わりにステップからDUBROVNIK?と念押しで質問すれば
運転手は無言のまま頷く。 そ知らぬ顔で乗れば運転手は何も言わない。
 
041826
 
これ。TIMINGの戯れというか何と言うか。
降りる客が居なかったら停車してくれただろうか?
思いつきのままSTON方面のバス停でトイレ作業をしていたら間違いなく
機会を逃していた。一種の幸運だったが謎ばかりだ。
 
この話には続きがある。
 
到着したDUBROVNIKの港。車内から暫く様子を見れば全員が降りるので
「あ、ここが終点なのだな」と理解した。
SPLIT発も港の横だったからクロアチアでは海上交通と地上が
リンクしているのだろう。かなりの大型船が停泊している。
運転手は切符回収の途中から降りてトランクルームの荷物作業に。
 
料金の支払い機会を探るうちに運転手はバスに乗り込み去ってしまう。
 
結局、自分はタダ乗りとなってしまった。
ついてるとか儲けた、なんてものじゃない。
 
041827  
 
正直なところ、一言で表現するなら「バスは良く分からんなあ」だ。
 
<今宵の宿から帰路の始まり>
そのままでは申し訳ない。現地に観光銭を落とすつもりでTAXIにする。
旧市街地までは固定料金のKr75かEUR10だって。礼を兼ねて80の支払い。
乗ってる間にいよいよ本格的な雨になる。
 
041828
 
DUBROVNIKはHILTONの特典予約をしていた。
いわゆるポイント還元みたいなもので一番安い部屋でもEUR330チョイ
だったから使うには良い機会ということ。世の会員制度みたいなものは
上手く使えば会費以上の効果があると思う。しかし本物の富裕層は
そんな事を考えない。庶民レベルの自分ならではの工夫話さ。
 
041829
 
CHECK-INで横からGuest Relations and Duty Managerだという
やたらと陽気な女性が出迎えてくれる。
そんな上客じゃないのに随分と友好的だった。
 
仕事ですかぁ?え、休暇?次はどちらに?などと愛想が良い。
(ホテルの人から握手を求められたのは過去にも記憶が無い)
 
041830
 
そして態度だけじゃなく貧客を海側のスイートにしてくれると。
案内された部屋に入ってビックリ。
テラス付のHILTONは前に勤続表彰休暇のイスタンブール以来。
背荷物からジャケット、シャツにネクタイを。
最後に袖を通したのはそのイスタンブールでクリーニングに
出してから何年も着ていない。
 
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夏が本格の観光時季らしいがシーズオフならでは、の特典か。
宿部屋のテラスからライト・アップされた城壁が見える。
雨音を耳に旅の達成感みたいなものと何かの侘しさ。
 
041832
 
晩飯は街歩きしながら探そう、の気分が雨風でブチ壊し。
ラウンジで軽い酒肴と酒にしよう、となった。
その場で久しぶりに耳にした日本語。夫婦らしき二人が居た。
 
両人共に少しだけ会話して、手にしたスマホへ各々集中している。
或いは現地情報を共同作業で仕入れているのだろうと推察するも
どうやら違う様子で、これが自分には理解できない。
目の前に居る相手より手にする機器へ意識が向くのは?
 
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俺はね、職場はともかく自分の時間の中では独りの時間を
楽しむ術を持っているつもりさ。こういう旅もまたその一場面。
そいつが二人なら二倍嬉しいか? そうでもなさそうな連中の雰囲気。
まあ、それ以上の野次馬魂を出す場じゃない。
 
BARに移動して何杯かを。
 
部屋では荷物の再整理。一着は身に付けているとはいえ、日に消化
しつつも免税店で買ったタバコ10箱。機内で貰ったパジャマ上下と
ハードケースの洗面具入れを追加してよく収まったもんだ。
 
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色々と動きがあった一日だった。旅だよなあ。

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